展覧会と本と韓国ドラマと時々K-POPかな・・・。

by 梅子

ポンペイ展

f0149664_11224150.jpg特別展 ポンペイ展 世界遺産 古代ローマ文明の奇跡
名古屋市博物館

7月17日、この日は梅雨の合間で晴天。古代ローマ文化の展覧会は、無条件に行こうと思っているくらい興味があるのですが、連日の蒸し暑さ(とりわけ先月末の京都!)で少々ばて気味。この展覧会も諦めようかとも思いましたが、朝目覚めると「行ってきなさい。」と神様が背中を押してくれたような天気。行かないわけにはいきませんっ!

名古屋市博物館では、名古屋開府400年祭キャラクターの「はち丸」くんが出迎えてくれます。でも私には、どうしても「ぜんまいざむらい」にしか見えません。インパクト薄いよなぁ~。

内容を一言でいうと、当時のポンペイの人々の暮らしぶりが伝わってくるような日常品を中心にしたものでした。日常品と言っても、一つ一つが芸術的で、当時の文化水準の高さがうかがえます。「日常品」という切り口も、これまでにないもので斬新です。来て良かった♪因みに、この頃の日本は弥生時代。なんてこったい。

おなじみ(!?)の大理石の像から始まり、フレスコ画、装飾品、家具調度品、食器、中庭を飾る大理石の噴水や彫刻の数々。「イルカ」をモチーフにしたモザイク画は、なんともキュートです。お土産コーナー(←っていうのでようか?図録とか販売しているところです。)では、このイルカのチャームやストラップ等がありました。あと、金平糖ならぬポンペイ糖も。「古代パン」ってのもあったけど、フレスコ画に描かれていたパンの形にはなっていました。パン自体も、古代を再現しているのでしょうか?

さて、話を戻します。
「日常品」といっても、ローマ帝国が最盛期を迎える直前。豪華なこと。
印象的だった食器は、銀食器で一式揃っています。意匠も素敵で、十分現代でも使えそうです。当時の人たちは、この食器にどんな料理を盛り付けたのだろう、そしてどんな会話をしたのだろうと想像が広がります。よくもここまでの数と状態を保っていたと感心させられます。ヴェスヴィオ火山のおかげ(!?)なのでしょうね。

そうそうここで、ヴェスヴィオ火山の噴火についておさらいしてみます。
西暦79年8月24日、イタリア南部のヴェスヴィオ火山が噴火し、周辺の街々は一瞬にして火山灰で埋没してしまいます。18世紀半ばになり発掘作業が本格化し、ローマ帝国が最盛期を迎えつつあった頃の人々の生活の様子を伝えることとなったのです。
西暦79年頃のローマ帝国は、西暦54年(~68年)に有名な「ネロ」が皇帝になります。そういえば「小アグリッピーナ」の大理石の首像があったよな・・・確か・・・。(←自信がありません。)その後、内戦の時代を経て、五賢帝の時代を迎え、このころローマ帝国史上、最大の領土を持つことになります。ヴェスヴィオ火山の噴火は、まさにローマ帝国が最盛期を迎える直前だったのです。

ヤマネの飼育壺も興味深いし、中庭の大理石の水盤も彫刻も贅沢よね。フレスコ画も美しく、こんな日常が、今から約2000年も前の時代だなんて、驚かされるばかりです。
そして、驚きはやはり「お風呂」でしょう!
これは実によくできていて、ボイラで沸かしたお湯を、上手く配管をつかい温度調節できるようにしてあります。しかも、ボイラで発生した熱を床暖房にも利用。なんて効率的。

博物館2階の常設展示も観ましたが、ここでは名古屋近辺を中心に日本の歴史が順をおって紹介されています。ここで日本の弥生時代の品物も展示されていましたが、あいにくと工事中でそこだけが離れた場所から眺めることしかできませんでした。残念。特別展示とリンクして、押えて欲しかった。

それでも、アラフォーの身体に鞭打って、出かけた甲斐がありました。満足です。
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by umekononikki | 2010-07-14 11:24 | 展覧会