展覧会と本と韓国ドラマと時々K-POPかな・・・。

by 梅子

渡辺崋山展

f0149664_1137269.jpg田原市博物館の名品による 渡辺崋山展
愛知県美術館


7月10日、名古屋市博物館で「ポンペイ展」を観た後、栄へ。関西人の私も、最近やっと名古屋を思うように歩き回れるようになったものだと自負。(桜山から栄へと移動しただけなのにね。)

「渡辺崋山」。無知な私は存じ上げませんでした。
この展覧会のホームページによると、次の通り。
田原市博物館の協力により、江戸時代後期の田原藩士で画家・洋学者としても活躍した渡辺崋山の絵画が紹介されます。重要文化財・重要美術品・田原市指定文化財を多数含む名品を通して、崋山の画業の本質に迫る展示となっています。
・・・田原市?
三河湾沿い、豊橋よりまだ先の渥美半島にあるようですね。
愛知県民なら、郷土の歴史として学生時代にこの辺りの事は学習済みかもしれませんね。

中でも面白かった物は「一掃百態図」。北斎漫画のように、当時の風俗が生き生きと描かれています。当時、崋山は26歳。若い頃から、その才能を発揮していたのですね。描くことを楽しんでいる感じがします。
そして46歳の崋山が描いた「孔子像」。孔子の人柄が想像できる、趣のある作品。やはりある程度人生経験を経た感がありますよね。人物の内面まで表現されています。

併せて、所蔵作品展が開催されていました。内容は次の通り。
展示室2・3 和魂洋眼
展示室4・5 20世紀の美術
展示室6 アンリ・マティス「ジャズ」
展示室7 ビクトリア版画展
展示室8 木村定三コレクション 熊谷守一 水のある風景


印象的だった作品を数点ピックアップしてみました。

呉春「青梅図」。
呉春と言えば、大阪府池田市のお酒を思い出します。(←関西人なので。)江戸中期の人物で、京都で役人をしていましたが、蕪村に師事し俳諧師・絵師として身をたてます。妻と父を相次いで失ったショックをいやすため、大阪の池田市に転地療養したことにちなんで、お酒の名前にしたようです。

鈴木其一「林檎図」。
以前、このブログにも書いた其一(きいつ)さん。群を抜いて良かったです。林檎の葉の厚みといい、その存在感といい、言葉では語れません。画面の右側に寄った斬新な構図でしたが、不思議とアンバランスな感じがしません。むしろ安定感があります。

安井曽太郎のデッサン
そのあまりある説得力には、デッサンとはいえ、息をのむものがあります。油彩画以上かも。最近の3D映像以上のリアリティを感じます。これだけで胸が一杯になりました。

岸田劉生の日本画
先日、神戸で観た麗子ちゃんの岸田劉生。日本画は新鮮でした。

藤田嗣治「青衣の女」
独特ですよね。白っぽい画面にうっすらと浮かぶ女性。消え入りそうなのですが、不思議な存在感と雰囲気のある1枚。


さて、余談です。
帰りにJR名古屋高島屋で「ミッシェル・ブラン」でケーキを、「メゾン・カイザー」でパンを買って帰りました。
「メゾン・カイザー」はハード系のパンが中心です。やわらかいパンが好きな人にはクロワッサンがお勧め。パリの新聞フィガロ紙で№1に輝いたのだそうです。ここのパンはお気に入りの一つ。
「ミッシェル・ブラン」は、初めて買いました。他のケーキ店に比べ小さいし少々お高めなのですが、1個食べれば心もお腹も満足できるくらいの充実感。今回、購入したのは、ドゥ・ショコ(チョコレートムースのケーキ)とシュークリーム。お気に入りのお店が増えました。
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by umekononikki | 2010-07-15 11:38 | 展覧会