展覧会と本と韓国ドラマと時々K-POPかな・・・。

by 梅子

京都 細見美術館 琳派 若冲と雅の世界

f0149664_9362527.jpg京都 細見美術館 琳派 若冲と雅の世界
大丸ミュージアムKOBE(神戸大丸店9階)

神戸市立博物館で、清長・歌麿・写楽の浮世絵を観た後、China Modern Liang You (チャイナモダン 良友)で満足のランチを頂き大丸神戸店へ。

この日のメインは、ボストン美術館の浮世絵でもなく、良友のランチでもなく、この若冲だったのです。実は。
「伊藤若冲」の他に、「俵屋宗達」「酒井抱一」「鈴木其一」「尾形光琳」とさりげなく豪華な内容。

しかし、神戸市立博物館の静けさに比べ、ここはなんて騒がしいのか・・・。百貨店の美術館ってこんなものなのでしょうか。チケットが安いから?平日で関西のオバチャンが多いから?会場が狭くて混雑はしていましたが、それにしてもうるさすぎです。まぁ、私の行ったタイミングが悪かったのでしょう・・・。

内容です。
まず、若冲。「鶏図押絵貼屏風」も良かったのですが、個人的には「菊花図押絵貼屏風」の菊の花と空白の絶妙なバランスが生みだす空間が、いつまでも眺めていたい気分にさせられました。
本阿弥光悦書・俵屋宗達下絵の「忍草下絵和歌巻断簡」。以前に観た「鹿下絵新古今集和歌巻断簡」の様に、巻物を和歌の部分だけ切り取ったのでしょうね。勿体ない話ですが、この切り取られたものでも、十分作品になるところが凄いところですね。本阿弥光悦と俵屋宗達のコンビ、嵯峨本を思い出し2人の名前を見ただけでテンションが上がります。
鈴木其一は、相変わらずの安定感で安心して観ていられます。「水辺家鴨図屏風」「春秋草木図屏風」、大胆かつ繊細な画面はリズムを生み楽しい気分になります。

京都細見美術館所蔵の作品を紹介した展覧会ですが、細見美術館へ行ってもこれら全てにお目にかかれる訳ではないことを思うと非常に充実した内容だったと思います。しかも、前売り券は大人¥600という安さ。財布にやさしく楽しめた展覧会でした。
でも出切れば何処か大きな美術館で、細見美術館所蔵品一挙公開的な展覧会をやってくれないかしら。
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by umekononikki | 2010-09-07 09:37 | 展覧会