展覧会と本と韓国ドラマと時々K-POPかな・・・。

by 梅子

ザ・コレクション・ヴィンタートゥール 

f0149664_912213.jpgザ・コレクション・ヴィンタートゥール
兵庫県立美術館

10月30日、曇りの天気予報が外れ、1日中雨の日曜日でした。
スイスの小都市ヴィンタートゥールは、資産家が数多くの美術品を集めた文化都市だそうです。全90点が日本初公開という、魅力的な展覧会。

まず、印象的だったのが、ゴッホの「郵便配達人 ジョゼフ・ルーラン」。背景の黄色が印象的。以前観た「アルルの女」の背景の黄色が忘れられない私にとって、この絵はその思い出を彷彿とさせます。

パブロ・ピカソ「二人の人物」は、ピカソらしい1枚。キュビズム時代の作品で、コミカルでやわらかい空気感があります。単純に図形化された画面にやさしい色合いで、いつまでも見つめていたくなるような奥行きがあります。
子供の頃、美術の教科書で観たピカソの絵。当時はいわゆる「芸術」とは、理解できない特別なものと思っていました。今、そのピカソの絵の前で唸っている自分がいるなんて、なんだか少し大人になった気分も味わえました。

私にとってこの展覧会に足を運んだ目的、アンリ・ルソー「赤ん坊のお祝い」。印刷されたチラシでさえ、強烈な印象を与えます。今年、東京で開催された「オルセー美術館展2010[ポスト印象派]」に行けなかった分、ルソーの絵が観たかったんですよね。この不思議な空間。赤ん坊の堂々としたいでたちに対して、赤ん坊らしいやさしいパステル調の画面。突き抜けるような広々とした背景に、観る人に迫りくるように大きく描かれた赤ん坊。このバランスがいいのかなぁ。虜にさせられる魅力がありました。

多岐な内容で、興味深い展覧会でした。北欧らしい、日常に違和感のない彩りを添える作品が多かったかな。
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by umekononikki | 2010-11-11 09:12 | 展覧会