展覧会と本と韓国ドラマと時々K-POPかな・・・。

by 梅子

ブリューゲル版画の世界

f0149664_852438.jpgベルギー王立図書館所蔵
 ブリューゲル版画の世界
JR京都伊勢丹7F 「えき」京都


11月2日。「カポディモンテ美術館展」の後、地下鉄で三条御池から京都駅へ。伊勢丹のエスカレーターをのぼりながら、買い物をしたい衝動を抑え、とりあえず目的の美術館へ。

展覧会のチラシによると。
16世紀ネーデルランドの巨匠ピーテル・ブリューゲル(1525/30-69)。聖書の世界、ことわざ、子供の遊び、民衆の祝祭、農民の労働をテーマに、中でも寓意を込めた作品では、人間の弱点や愚行を風刺とユーモア精神により表現しています。

ブリューゲルの版画の世界。同年代の他の版画家の作品も展示されていましたが、ブリューゲルは白黒のバランスが良く、画面に迫力があります。「カポディモンテ」の後にこの展覧会を観たので、当時の時代の中のパンドラの箱を開けたような異空間に迷い込んだようでした。
とりわけ架空の生物が登場する作品は、そのまま現代のアニメーションに登場しても違和感が無いくらい洗練されていました。サンリオ位からでも、新しいキャラクターとして売り出してもいいんじゃないかしら。ああ、ちょっと不気味寄りで子供には気持ち悪いかもね~。

しかしまぁ、どの作品も細部まで描写されていて、最初に一生懸命観過ぎて、後半は眼がチカチカしてきたのが正直なところ。途中、椅子に座りしばし休憩。ふと、天井を観ると、ブリューゲルの版画に登場している架空の生物をかたどった風船がつるしてあるじゃありませんか。それを観るとなんだか楽しい気分になってきて、俄然元気が出てきました。

版画を鑑賞すると言うより、大人向けの童話を読んだ気分になりました。
[PR]
by umekononikki | 2010-11-17 08:52 | 展覧会