展覧会と本と韓国ドラマと時々K-POPかな・・・。

by 梅子

小泉淳作展

f0149664_1092910.jpg平城遷都1300年記念
光明皇后1250年御遠忌
東大寺本坊襖絵完成記念
小泉淳作展

京都高島屋
7階グランドホール

2011年1月21日、仕事を休んで京都へ行きました。2月2日からは、難波の高島屋へ巡回するようです。

さて、今回の展覧会。日本画家・小泉淳作が、奈良遷都1300年記念に併せ、東大寺本坊の40面の襖絵を5年がかりで完成させた記念に開催されました。これまで小泉淳作といえば、建仁寺の天井画「双龍図」しか観たことがありませんでした。どこかコケティシュな、打楽器をポコポコ鳴らしたようなリズム感のあるイメージがあります。
まず肝心の襖絵の前に、これまでの画業の紹介。静物画から山水画と、「双龍図」とは違った一面を見せてくれます。中でも「奥伊豆風景」は、荒涼とした風景が画面のほとんどを占めているにも拘らず、画面上部に向けて突き抜ける様な奥行き感が素晴らしかったです。
そして、東大寺本坊の襖絵。とりわけ蓮の花は、NHK「日曜美術館」でも紹介されていましたが、以前から好きなモチーフでよく描いてきただけあって良かったです。リズム良く並ぶ蓮の花と葉。いつまでも眺めていたくなるような永遠性があります。
桜はこれまでにない、独特の世界を展開していました。花の時期の短さや花弁の繊細さからくる儚さよりも、その花を観る人々の幸福感が写し出されているようでした。お花見をする人たちの、楽しそうな声や歌が聞こえてくる感じがします。
この人の絵からは、やはりリズミカルな音楽が聞こえてくるんだよなぁ~。そして襖絵だけに、展示会場とは違う部屋という限られた空間で観る趣は、また違ったものなのだろうと思いながら会場を後にしました。
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by umekononikki | 2011-01-25 10:10 | 展覧会