展覧会と本と韓国ドラマと時々K-POPかな・・・。

by 梅子

大英博物館 古代ギリシャ展

f0149664_9484057.jpg大英博物館
古代ギリシャ展
神戸市立博物館

2011年3月25日(金)、混雑するかと思い仕事を休み平日に行ってきました。午前中に到着したのですが、人はまばら。ゆっくり鑑賞することができました。
ローマに支配されるまでの古代ギリシャ世界を、存分に堪能できる展覧会です。
陶器に描かれている、ギリシャ神話のモチーフは絵本を読んでいるかのような美しさと世界観があります。そのモチーフだけでなく、装飾的な模様もやり過ぎずほど良いバランスで美しい。ギリシャ神話の内容って、かなり強烈なだけに、現代の私たちが持つ神様の印象よりも人間くさいですよね。これだけ視覚的な感覚は完璧なのに、神々に対しては個性豊かでバラエティに富んでいるバランスが面白いですよね。
大理石の像は、完璧な肉体の美を追求したものから、役者や哲学者をモチーフにした人間味あふれる物まで多彩。途中、運動競技の映像がありました。下世話ですが、当時の競技選手は全裸で、その美しい体躯をも競うかのように競技を行っていたようです。その想像図を映像化したのもが流されていましたが、全裸なだけに後ろ姿は映りますが、前は上半身や足元だけと、動きのある映像の中で上手くごまかしているよなと感心。(はい、どうでもいい事ですよね。)このオリンピック発祥の地での運動競技の一つ「円盤投げ」の像は、今回の目玉で360度から鑑賞できるように、黒幕で覆われた空間になっていました。これは文句のつけようがないほどの完璧ぶり。
まさに「美のお手本」となるギリシャの美。それゆえの完璧すぎる美なだけに控え目な内容で、優等生な古代ギリシャを感じました。でも、このころの日本は弥生時代。そう考えると、その文化水準には驚かされるばかりです。
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by umekononikki | 2011-03-23 09:48 | 展覧会