展覧会と本と韓国ドラマと時々K-POPかな・・・。

by 梅子

没後150年 歌川国芳展

f0149664_10574115.jpg没後150年 歌川国芳展
大阪市立美術館

今回は、前期と後期で作品のほとんどが展示替えされるということで、2011年5月7日(前期)と13日(後期)の2回、足を運びました。両日ともに汗ばむくらいの好天でした。

歌川国芳(1797-1861)は、江戸時代末期を代表する浮世絵師。しかし当時の知名度はイマイチだったようで、近年になり再評価されるようになったようです。そりゃ、当時人気の浮世絵師といえば「葛飾北斎」や「歌川広重」なんですから、仕方が無いような気も致します。

展覧会は、ダイナミックな武者絵から始まります。もうここですっかり「国芳ワールド」の虜です。どの作品からも、その背景にある物語を想像せずにはいられないほどの迫力。そして役者絵、美人画、戯画、風景画と内容は多岐にわたり、国芳の多才ぶりに感心するばかりです。
難しい事は考えず、観て素直に楽しめる作品ばかり。当時の風俗が伺えたり、猫や金魚を擬人化したりと、現代人にも通じるユーモアも盛りだくさん。風景画ではその構図が斬新で、浮世絵の様に感じない作品もありました。
f0149664_1058018.jpg約400点を前期・後期に分けて展示した様ですので、半分の約200点を1回訪れるたびに観た訳ですね。これは疲れました。前期ではそのペース配分を考えず、「武者絵」の段階でガッツリ拝見しただけに、後半は疲労困憊。途中でベンチに腰掛けて休憩しました。後期ではその反省も踏まえて鑑賞。それでもやはり途中で休憩しましたが・・・。(ああ、歳のせいかもね。)もしこれから行かれる方がいらっしゃいましたら、全体の配分を考えて鑑賞されることをお勧め致します。

常設展も鑑賞しました。印象的だったのは「五月人形」。お雛様の展覧会は観る機会が多いのですが、五月人形となるとあまりないような気がします。勇ましいものから、金太郎のやんちゃな感じの物まであり、非常に新鮮な展示でした。他に印籠と根付、小さな工芸も、その技に眼を見張るものがありました。

鑑賞後、美術館を出ると眼の前には通天閣が見えます。
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by umekononikki | 2011-05-16 10:58 | 展覧会