展覧会と本と韓国ドラマと時々K-POPかな・・・。

by 梅子

自分の中に毒を持て

f0149664_9345030.jpg自分の中に毒を持て
あなたは“常識人間”を捨てられるか
岡本太郎著

自分の中に毒を持て あなたは“常識人間”を捨てられるか
著者が1993年に出した文庫本の新装版。亡くなる3年前に書き残した。今を生きる人々を叱咤激励している。自分の人生を振り返って、この世に生まれ出た瞬間から(覚えているわけではないだろうが)、小学校時代、パリ留学時代、今日に至るまでを「決められた枠にはまらずに、自分の思いを爆発させ続けてきた連続だ」と言う。著者の主張は明快だ。「集団に馴染むために個性を殺すな。1人ひとりが本気で考え、自分の思いを爆発させなければ、世界はつまらなくなる」。何かを生み出すためには、自分を追い込むことが必要だ、という言葉は芸術家として生き抜いた著者の叫びだ。数々の前衛的な芸術作品に込められた熱く厳しいメッセージが伝わってきて、勇気づけられる

爆発したくなります。爆発できる勇気とエネルギーが貰えます。
世界を放浪するなんて型破りではないけれど、これまでやりたいことはやってきた様に感じていました。そう、感じていただけだったのです。岡本太郎という人物に興味があったので手に取りましたが、岡本太郎にやられちゃいました。先日、NHKのドラマも視聴しましたが、ドラマ中での台詞の真意がわかり岡本太郎に一歩近づいた様に感じます。凄い人だったのだと再認識。
しかし何より、彼のエネルギーに背中を押される内容。「個人」という唯一無二の存在の大切さ。その「個人」一人一人が世界を構成して、ひとくくりにされるべき存在ではない。そんな陳腐な言葉でしか表現できない事を、生身の言葉で伝えているような印象でした。せっかくこの世に生を受けたのだから、今日からは真剣に生きてみようと反省。そうすれば自分が変わり、世界も変わるのではないかと思えます。大げさな言い方に感じますか?いえいえ、この本を読めばそう思えてくるから不思議です。それほどのエネルギーがこの本には詰まっていました。そして手元に置いて、時々、頁をめくりたくなる本です。
岡本太郎、最高!
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by umekononikki | 2011-05-19 09:35 |