展覧会と本と韓国ドラマと時々K-POPかな・・・。

by 梅子

開窯300年 マイセン 西洋磁器の誕生

f0149664_9282771.jpg開窯300年 マイセン 西洋磁器の誕生
細見美術館

2011年5月12日(木)、台風1号の影響で小雨が降る日でした。雨の京都の街も趣があります。

今回の展示は「マイセン」。百貨店で値札を見てため息を出す位しかできない高級品。そのマイセンの歴史の中でも最初の半世紀の作品の展覧会。やはりため息物です。造形の美しさに彩色の輝き。食文化の変化や流行により、様々な変化をみせるさまも面白い。これらの食器に料理が盛られお茶が注がれるなんて、料理を頂かなくとも器を眺めるだけでお腹が満たされそう。陶器人形も楽しいポーズにカラフルな色彩が、いつまでも眺めていたくなるような世界をみせてくれます。
少し前になりますが、NHK「日曜美術館」でマイセンが取り上げられていましたが、伝統を守りつつ現代のセンスを取り入れることが大切といったことが紹介されていました。番組では斬新なデザインでありながら、やはり「マイセン」だと分かる作品が登場。この「マイセン」だと分かるベースの部分が、300年前の時点で確立されていたことに感心。そしてそのベースが現代にも通用するセンスであることに驚き、その「マイセン」テイストが現代でも守られていることに、「マイセン」であることの孤高の地位にある誇りを感じました。
そんなことを考えつつ鑑賞していると、「伝統」の計り知れない重みを感じます。ああ誰か、マイセンのカップでもお皿でも何でもいいから、プレゼントしてくれないかしら。
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by umekononikki | 2011-05-20 09:28 | 展覧会