展覧会と本と韓国ドラマと時々K-POPかな・・・。

by 梅子

葉桜の季節に君を想うということ

f0149664_9331679.jpg葉桜の季節に君を想うということ
歌野晶午著

ひょんなことから霊感商法事件に巻き込まれた“何でもやってやろう屋”探偵・成瀬将虎。恋愛あり、活劇ありの物語の行方は?そして炸裂する本格魂。

こういうトリックもありですよね。とにかく楽しめました。様々なエピソードが一つになる快感もさることながら、一気にシンデレラの魔法がとけてしまうようなラストが圧巻。
しかしこのトリックのお陰で、非常に感想が書きづらいですね。読んだ人同士で、「すっかり騙されちゃったよね~。」なんて、ネタバレ全開でおしゃべりしたい気分です。それほど鮮やかなラストでした。
近年「ミステリー」というジャンルが流行りの様ですが、そろそろ「ミステリー」という大きな枠から細分化が必要になってきた様に思います。単なる謎解きから、多種多様な謎とトリックが生まれていますよね。でも細分化すると、トリックの内容を表示したも同然ですか。やはり「ミステリー」って大きな枠で、ざっくり分類しているだけの方が好都合。そんな「ミステリー」の枠を超えた「ミステリー」を味わえた物語でした。
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by umekononikki | 2011-07-19 09:33 |