展覧会と本と韓国ドラマと時々K-POPかな・・・。

by 梅子

ワシントン・ナショナル・ギャラリー展

f0149664_11203393.jpgワシントン・ナショナル・ギャラリー展
印象派・ポスト印象派 奇跡のコレクション

京都市美術館

2011年10月8日(土)、混雑が予想されたので、ちょっと早めに出かけました。とはいうものの、美術館に到着したのは10時半。当日券を買う人の列に驚きつつ、前売り券を購入していたので列に並ぶことなく入場。同時に開催されている「フェルメール」の展覧会の方は、既に入場制限で入場まで50分待ち。凄いなぁ!
さて、今回は何と言っても83作品の内、50作品が初来日。ポスターではゴッホ最晩年の自画像が取り上げられていましたが、個人的にはセザンヌの「赤いチョッキの少年」に興味がありました。いずれも展覧会場でラストの部屋に展示されていたので、感想は後ほど。
会場に入ると、まずはコローがお出迎え。「ウナギを獲る人々」のタイトル通り、確かに画面奥にウナギを獲っている人がいます。なんだかウナギは獲れていないような雰囲気。なにより画面手前には子供もいて、家族でピクニックにきた様な感じがします。澄んだ空気に、清らかな水の流れ。繰り返しの毎日に、永遠の幸福を感じさせる作品でした。そして、マネ。何と言っても「鉄道」は、汽車の蒸気だけでその喧騒を感じさせます。犬を抱いた女性と、横には少女。一見、親子のようにも見えますが、どこか他人のようにも感じます。都会の一場面を絶妙に切り取った感じがしました。
そして絵画に興味がなくてもその名前位は知っている有名な画家が、まだまだ続きます。モネ、ルノアール、ドガ、ゴーギャン、ロートレック・・・。感想を書きだすときりが無くなりますね。こんな有名な名画ばかりの美術館って、アメリカは凄い国だなと思っちゃいます。
最後に、セザンヌの「赤いチョッキの少年」とゴッホの「自画像」。セザンヌの少年は、少年ながらもどこかたくましく大人びて見えます。珍しくモデルを雇い描いたそうですが、少年にまつわる物語が想像できるような余白が感じられます。ゴッホは私にとって本当に謎の画家。精神を病み、筆のタッチが独特なのはそのせいだなんてよく耳にしますが、とてもそんな風には思えません。常に核心的で力強く、本当に精神を病んだ人が描いたとは思えないんですよね。併せてゴッホは「薔薇」も展示されていました。白薔薇が溢れんばかりに描かれています。こちらは非常に美しかったです。
美術好きの人はもちろん、それほどでもない人も楽しめる、「奇跡のコレクション」の副題に偽りなしの内容でした。
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by umekononikki | 2011-10-11 11:20 | 展覧会