展覧会と本と韓国ドラマと時々K-POPかな・・・。

by 梅子

磯江毅―グスタボ・イソエ

f0149664_854144.jpg磯江毅―グスタボ・イソエ
-マドリード・リアリズムの異才-

奈良県立美術館

2011年11月12日(土)、日が差すと汗ばむ陽気の中、鹿をよけながら向かった先は「東大寺ミュージアム」。この日のメインは「磯田毅展」でしたが、せっかく奈良まで来たのだからと、オープンしたての「東大寺ミュージアム」へも行ってきました。
まずは「東大寺ミュージアム」の感想ですが、先日、京都の「東寺」を観た後なので、展示数も少なく物足りない感は否めません。ただつまらなかった訳ではなく、見どころはありました。大仏殿と併せて¥800だった事を思えば、お得な内容だと思います。
大仏殿を後にして、美術館へ。これが、ただただ素晴らしかったです。ここまでリアルな写実でありながら、作品を前にするとやはり「絵画」だと感じます。写真とは明らかに一線を画しています。リアルになればなるほど、「絵画」でしか表現できない領域に踏み込むようです。 マドリードの乾いた空気や、光の加減、対象物への視点の差。そのセンスは、写実の技術と相まって、いつまでも観ていたくなるような、時間の感覚を忘れさせられました。生の鶏肉や果物、花。それらは、刻々とごく僅かずつ変化するにも関わらず、瞬きするその一瞬をとらえたような、僅かな違いをも捕らえたようでした。出口には画集や絵はがき等が売られていましたが、これほどの写実も印刷されると、また別の物に見えるのが面白かったです。
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by umekononikki | 2011-11-24 08:54 | 展覧会