展覧会と本と韓国ドラマと時々K-POPかな・・・。

by 梅子

悪い娘の悪戯

f0149664_21245223.jpg悪い娘の悪戯
マリオ・バルガス=リョサ著
八重樫 克彦、八重樫 由貴子訳

50年代ペルー、60年代パリ、70年代ロンドン、80年代マドリッド、そして東京…。世界各地の大都市を舞台に、ひとりの男がひとりの女に捧げた、40年に及ぶ濃密かつ凄絶な愛の軌跡。ノーベル文学賞受賞作家が描き出す、あまりにも壮大な恋愛小説。

面白かったです。どうしようもない女を愛してしまった男。不思議と憎めないこのどうしようもない女に、私も男と一緒に振り回されることを楽しんでしまいました。下世話ながらこの男、もどうしてこんな女を好きになってしまったのかしら。普通にいい人で、後半にはまともな恋愛もできるのに、現状に満足することの無い女に翻弄されてしまうのですから、「愛する」ってことの不思議を味わいました。心をつかめそうでつかめないその微妙な感覚に、何を考えているか分からないミステリアスな面が女の魅力。男女が正反対の魅力をもちあわせているだけに、二人の行く末に引き込まれてしまいました。
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by umekononikki | 2012-02-07 21:24 |