展覧会と本と韓国ドラマと時々K-POPかな・・・。

by 梅子

月曜日のリスはさびしい

f0149664_22572519.jpg月曜日のリスはさびしい
カトリーヌ・パンコール著
高野優、荷見明子訳

ベストセラー作家となったジョゼフィーヌ(ジョー)だが、過去のつらい思い出にとらわれ、前向きになれずにいた。ある日、ジョーはマンションのごみ置き場でノートを見つける。そのなかには、ある一人の青年が映画スターと親しくなっていく様子が、瑞々しい文章でつづられていた。ジョーはその日記に心を打たれ…フランスでシリーズ累計400万部突破。個性豊かな登場人物を描き出したミリオンセラー、シリーズ完結の第三弾が登場。

人は誰しも幸せになりたいと願うもの。人によって幸せは様々な形をしていて、どのように幸せを見つけ、どのように手に入れたか。そしてその幸せをどう維持したか。そんな様々な幸せの形を、魅力的な登場人物たちが見せてくれた物語でした。人生に道はひかれていないからこそ、自分で真っ白な紙の上に1本の線をひかなければならないからこそ迷うものなのでしょうか。人生の分岐点なんてよく言われますが、その先にはあらゆる可能性が秘められているのですから迷うんですよね。そんな時、自分自身がどうしたいのか心の声に耳を傾け、勇気をもって前進し、努力を怠らなければ、必ず良い結果がもたらされるかもしれません。しかし現実は非常にシリアスで、物語のようにはいきません。ましてや「呪い」や「生まれ変わり」なんてありえないっ!それでもこの物語の登場人物たちのように、輝いていられればなぁと感じました。悩んでいるのは自分だけではなく、勇気が出せないのも自分だけではない。努力するからこそ得られるものがあり、悩むからこそ得られるものがあるのですよね。頑張らなくちゃと元気がもらえた物語でした。
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by umekononikki | 2012-03-28 22:57 |