展覧会と本と韓国ドラマと時々K-POPかな・・・。

by 梅子

アフリカの日々/やし酒飲み

f0149664_18525856.jpgアフリカの日々/やし酒飲み

アフリカの日々
イサク・ディネセン著
横山貞子訳

デンマークに生まれ、ケニアの広大なコーヒー農園を営んだ女性作家による、アフリカの人・大地・動物との交歓の物語。

アフリカの空気を感じるような物語。西洋人から見たアフリカですが、その描写は息を飲むほど美しく描かれています。著者のディネセンの視点が、そこで暮らす人々や動物、天候などに対し、つかず離れず寄り添うようにあります。その距離感が素晴らしい。アフリカに同化しているわけでもなく、かといって遠くから眺めているわけでもないのです。「受け入れている」といったところでしょうか。



やし酒飲み
エイモス・チュツオーラ著
土屋哲訳

ヨルバ族の英語作家が森の魔術的世界を描き、アフリカ初の本格小説として絶讃された奇想天外な冒険譚。
わたしは、10になった子どもの頃から、やし酒飲みだった。頭ガイ骨だけの紳士、不帰の天の町、白い木の誠実な母、死者の町……。レーモン・クノーやT・S・エリオットの絶賛を浴びて各国語に翻訳された、アフリカ発世界文学の金字塔。


これは「アフリカの日々」とは打って変わって、非常に読んでいて楽しかったです。岡本太郎の絵の中に迷い込んだような極彩色の世界に魅了され、奇想天外な展開に夢中になりました。この独特な世界をなんと表現したらいいのでしょう。奇妙奇天烈?ああ、だからといって無茶苦茶なわけではないのです。いや、無茶苦茶なのかなぁ。無茶苦茶なのですが、支離滅裂ではないのです。ホント、楽しめたから深く考えないでおこっと♪
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by umekononikki | 2012-06-11 18:53 |