展覧会と本と韓国ドラマと時々K-POPかな・・・。

by 梅子

器用な痛み

f0149664_12463641.jpg器用な痛み
アンドリュー・ミラー著
鴻巣 友季子 訳

科学と迷信の混在した18世紀英国を舞台に、生まれながらに「痛み」の感覚をもたない天才外科医の数奇な運命を描き、ジュースキント『香水』に比肩すると絶賛を浴びた傑作長編。世界20数か国で翻訳。

面白かったのですが、ラストの突然の展開には置いてけぼりにされたような感じが残念。肉体的にも精神的にも痛みを知らない男の物語。どのような生まれで、少年から青年へどのような時を過ごしたのか。その過程は夢中になり、魔術が存在しているような世界観にドップリつかれました。この世界観は好きです。以下ネタバレになるのかもしれませんが、肝心の「痛み」を取り戻す(手に入れる?)過程が欲しかった。そこだけが消化不良。他は文句なしに面白かったのに!
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by umekononikki | 2012-06-16 12:46 |