展覧会と本と韓国ドラマと時々K-POPかな・・・。

by 梅子

アジア史概説

f0149664_8391994.jpgアジア史概説
宮崎市定 著

東アジアの漢文明、西アジアのイスラム・ペルシア文明、インドのサンスクリット文明、そして日本文明等、異質文明が交通という紐帯によって結びつき、相互に競い、かつ補いあいながら発展してきたアジアの遠大な歴史を解き明かし、人類全体の真の歴史を発見する。

この本を手に取ったきっかけは、東洋美術史の本を読むための予習でした。しかし、勉強モードで読み始めたのですが、見事にひっくり返されました。時間においても地域においても広範囲の歴史を的確にまとめ、ところどころに挟まれる筆者の歴史観が興味深かったです。とりわけ第8章の最後、「経済の高度成長も、短期間で達成できたものは、また短期間で失い易いと覚悟しなければならない。」の辺りは、まさに今現在の日本の状況を予言したかのようす。歴史に学べとはよく言いますが、歴史を学べば逆に現在の状況を打破できる方法もおのずと見えてくるのでしょうね。勉強になりました。図書館で借りたのですが、手元に置きたいくらいです。著者の他の本もチェックしてみようっと♪
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by umekononikki | 2012-08-07 08:39 |