展覧会と本と韓国ドラマと時々K-POPかな・・・。

by 梅子

ジェノサイド

f0149664_18494435.jpgジェノサイド
高野 和明 著

急死したはずの父親から送られてきた一通のメール。それがすべての発端だった。創薬化学を専攻する大学院生・古賀研人は、その不可解な遺書を手掛かりに、隠されていた私設実験室に辿り着く。ウイルス学者だった父は、そこで何を研究しようとしていたのか。同じ頃、特殊部隊出身の傭兵、ジョナサン・イエーガーは、難病に冒された息子の治療費を稼ぐため、ある極秘の依頼を引き受けた。暗殺任務と思しき詳細不明の作戦。事前に明かされたのは、「人類全体に奉仕する仕事」ということだけだった。イエーガーは暗殺チームの一員となり、戦争状態にあるコンゴのジャングル地帯に潜入するが…。

これは、評判通り面白かったです。とにかく書店でも図書館でも人気のようで、これは読まねばと手に取りました。その割に物語の予備知識は全く持っていなかったのですが、久しぶりにハラハラドキドキしながら一気読みしました。こんなに面白くていいのかしらと、途中で物語のオチが心配になるくらい夢中になりましたよ。
確かに物語の裏には、世界で起きている数多くの問題が詰め込まれていて、本来ならばその一つ一つに立ち止まって考えなければならないのでしょうが、これはエンターテイメント。難しいことは考えずに、物語の世界にドップリはまって楽しんでしまいましょう!多くの専門用語に、社会情勢にと、小難しいことは読後何かの折にきっと役立つ知識にはなっているはずです。
そして心配になったラスト。これがまた良かった。人類も捨てたものじゃないんだよと、うなずきながら本を閉じました。そう、そんな未来を私も一緒に作りたいなという気分になりました。ああ、それにしても面白かった♪♪♪
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by umekononikki | 2012-09-05 18:49 |