展覧会と本と韓国ドラマと時々K-POPかな・・・。

by 梅子

悲劇週間

f0149664_21481374.jpg悲劇週間
矢作俊彦著

あのころぼくは二十歳だった。詩に情熱を注いでいたぼくは、日本最初の外交官としてメキシコに赴任していた父に呼ばれ、地球の裏側に旅立った。そこには、奇想天外、驚天動地、ぼくにとっての未知なる領城、すなわち恋と詩と革命のめくるめく世界がひろがっていた―。詩人・堀口大學の青春を綴った渾身の1000枚。三島由紀夫賞作家が切り開いた新境地。

最高に面白かったです。堀口大學のイメージが良い意味でひっくり返ったと共に、こんな青春時代を過ごした人だったのだと驚きました。現代のほろ苦い青春ドラマが生っちょろく感じるほどの過激さに魅了され、夢中に読みました。なんてたって革命に巻き込まれる青春なんて、現代の日本社会ではありえないんですもの。そこに恋の要素も加われば、そりゃ面白くないはずがないでしょう。そのお相手も、そんじょそこらの女性じゃないんだから大変です。当時の文豪の名前も沢山登場し、あっという間に読了。楽しめました。
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by umekononikki | 2012-12-07 21:48 |