展覧会と本と韓国ドラマと時々K-POPかな・・・。

by 梅子

カテゴリ:韓国映画( 25 )

シークレット

f0149664_2324862.jpgシークレット(시크릿)
2009年
監督:ユン・ジェグ
出演:チャ・スンウォン、ソン・ユナ、リュ・スンリョン、キム・イングォン 他

悪名高い組織のナンバー2が、刃物に数回刺されて残忍に殺害される事件が発生する。現場に出動したソンヨル(チャ・スンウォン)は、犯人が残したと思われるガラスのコップについたリップスティックの跡と落ちていたボタン、イヤリングの片方を見つけて衝撃を受ける。犯人の痕跡が今朝外出の準備をしていた妻(ソン・ユナ)のリップスティックの色、服のボタン、イヤリングだということを悟ったからだ。ライバルでありパートナーのチェ刑事の目を避けて、本能的に証拠物を隠すソンヨル。彼は事件当日訪ねてきた女を見たと証言する、決定的目撃者まで脅迫して送り返す。

チャ・スンウォン目当てで観ました。嫌いじゃないなぁ、この類の話。エンドロールが始まって、初めて事の真相が全て明かされる仕掛けにも唸ってしまいます。
登場人物全てが胡散臭く、謎が多く、ラストに畳み掛けるように解明される気持ちよさ。訳者ぞろいで、見ごたえがありました。ああ、感想を書けば書くほどにネタバレに近づいてゆく~。だから全く関係の無い話。韓国映画の暴力シーンはどうも苦手なのですが、今回はそれも我慢できるほどに面白かった。エンドロールが始まってからの真相部分は、ちょっと分かりづらいかも。チャ・スウォンの髪型がいただけない。そうか、奥さん役はソン・ユナだったのか・・・。観終わって気がつくほど、男性陣が濃かった。
いや~、久しぶりに韓国映画でも面白いと思えました。
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by umekononikki | 2013-03-07 23:04 | 韓国映画

息もできない

f0149664_1516110.jpg息もできない
2008年
監督:ヤン・イクチュン
出演:ヤン・イクチュン、キム・コッピ、イ・ファン、チョン・マンシク、ユン・スンフン、キム・ヒス、パク・チョンス 他


偶然の出会い、それは最低最悪の出会い。でも、そこから運命が動きはじめた……。
父への怒りと憎しみを抱いて社会の底辺で生きる男サンフンと、傷ついた心をかくした勝気な女子高生ヨニ。「家族」という逃れられないしがらみの中で生きてきた二人の運命。

プサン国際映画祭でワールドプレミアされるや観客・批評家の熱狂を呼び、ロッテルダムはじめ世界の映画祭・映画賞で、25を超える賞に輝いた本作。韓国では、インディーズとして異例の大ヒットを記録した。2009年11月に開催された第10回東京フィルメックスでは、史上初の最優秀作品賞(グランプリ)と観客賞をダブル受賞。



これは良かった。好みではないですが、良かった。冒頭から暴力まみれで、台詞も単純、ラストシーンも後味が悪いんだけど良かった。もちろん褒めていますよ。但し、元気なときに観ないと、大いに凹みそうな内容でした。
「家族」という関係は何を意味するのだろうと、重く心に圧し掛かります。家族と暴力と愛の狭間で、タイトル通り息もできないほど苦しみ、苦しんでいるという自覚すらできない状況。その状況が少しずつ変化していく様を、言葉少なに、淡々と物語っていく演技力に圧倒されました。どうしてこの両親の元に生まれたのか。好きでこんな生活をしていると思っているのか。世間からの冷たい視線。誰も助けてくれない。そんな問いかけが陳腐で愚かしく感じる、二人の主人公の生き様に心を打たれます。
ある種の強烈な感情を呼び起こされる意味では、この映画に感動したといえるかもしれません。しかしその強烈な感情は、後味の悪さとともに記憶に残る類です。多くの賞の受賞は、十分に納得できる作品でした。
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by umekononikki | 2012-05-19 15:16 | 韓国映画

アンティーク

f0149664_1542451.jpgアンティーク
西洋骨董洋菓子店


2008年
監督:ミン・ギュドン
出演:チュ・ジフン、キム・ジェウク、アンディー・ジレ、ユ・アイン、チェ・ジホ他

Gyaoで視聴しました。いや~、楽しめたぁ!チュ・ジフン扮するジニョクが、自身が誘拐された犯人探しのためにケーキ店を開業します。そこに集まった個性的な人たちの人間模様と、犯人探しが上手くまとまっていました。
原作の漫画は読んでいませんが、以前ドラマ化されたものは観ました。あれからかなり時間がたっていたので、違和感無く見ることができました。というより、違和感ない配役だったからでしょう。
しかしまぁ、見せ場満載ながらも、物語はおろそかにせずで、思わずDVDを買いそうになったほど。男前にゲイにケーキと、女子が食いつく要素だけでできているんですもの。幼少期の誘拐により負ったトラウマを抱えながらも、人生軽~く楽しく生きてますって感じのジニョクがこの映画の何よりの魅力ですよねぇ~。その上、キム・ジェウクとアンディー・ジレには拍手を送りたいわ。まさに身体を張った演技です。劇場公開されたときは、この二人のシーンで悲鳴が上がったのではないでしょうか。
久しぶりに繰り返し見たいと思える映画でした。
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by umekononikki | 2012-04-02 15:42 | 韓国映画

目には目、歯には歯

f0149664_65179.jpg目には目、歯には歯
2010年
監督:カク・キョンテ、アン・グォンテ
出演:ハン・ソッキュ、チャ・スンウォン、ソン・ヨンチャン、ソン・ビョンウク、キム・ジソク他

ハン・ソッキュ、チャ・スンウォンのダブル主演によるクライムサスペンス。白昼堂々ふたつの完全犯罪を成し遂げた犯人は、高い検挙率を誇る伝説の刑事、ペク・ソンチャンの名を語った。一方、当のペク刑事は考えていた辞職を保留し、捜査に乗り出す。

面白かったです。冒頭の現金強奪は鮮やかだったものの、完全犯罪の割には繊細さに欠け、犯罪の動機にしても簡単に想像できる程度のもの。それでも引き込まれたのはやはり、ハン・ソッキュとチャ・スンウォンの功績が大だと思います。そして物語を1時間半に収め、簡潔に進行させたからかもしれません。その簡潔さに、細かな疑問を抱く前に物語が展開し、あっという間にラストシーン。それだけにもう少し繊細さがあり、事件に巧妙な仕掛けがあれば文句なしなんだけどなぁ。カー・チェイスは流石に韓国映画で、見ごたえ十分。暴力シーンも、流石に韓国映画で残虐。ダブル主演の個性的なキャラクターの2人でしたが、ハン・ソッキュがプラス、チャ・スンウォンがマイナスと互いに引き立てあっているのがよかったです。そしてラストの飛行機の映像は、かなり好みな終わり方でした。
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by umekononikki | 2011-12-14 06:51 | 韓国映画

赤ちゃんと僕

f0149664_915980.jpg赤ちゃんと僕
2008年

監督:キム・ジニョン
出演:チャン・グンソク、ムン・メイスン、キム・ビョル、コ・ギュピル、チェ・ジェファン、キム・ジョンナン、他

問題児高校生ジュンスの前に、突然赤ちゃんが舞い降りてくる!?問題ばかり起こす息子を懲らしめるため両親は家出、赤ちゃんの面倒は大変だし、その上お金は無い、学校は停学にと追い込まれ・・・。因みに日本の同名漫画とは、全く関係ないようですね。

さて連日、ワイドショーで「グンちゃん」と言われりゃ、ついつい観てしまうじゃないですか。全く物語には期待せず、チャン・グンソクのお顔を拝見するために観ました。まさに眼の保養。赤ちゃんも可愛かったしね♪それ以上の感想?う~ん、特にないんだけどなぁ。そうそう!Gyaoで観たのですが、無料なら観てもいいかもしれません。なぜなら、ちょこっとした役の俳優さんたちが豪華なんですもの。そこだけは十分楽しませて頂きました。
それにしても良く考えてみれば、チャン・グンソクのドラマって、結構観ているのよね。「プラハの恋人」「ファン・ジニ」「ホン・ギルドン」「ベートーベン・ウィルス」「美男ですね」。なんでも「花より男子」を断って、「ベートーベン~」に出演したとか。これは正解だったように思います。ドラマも面白かったし、これまでとは違った一面を見せることができただけでなく、その一面が非常に良かったからです。
世間で「グンちゃん」ともてはやされるだけに、眼の保養になりました。しかし綺麗な顔だなぁ!!!
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by umekononikki | 2011-08-24 09:02 | 韓国映画

なつかしの庭

f0149664_1032138.jpgなつかしの庭
2007年

監督:イム・サンス
出演:ヨム・ジョンア(ハン・ユニ)、チ・ジニ(オ・ヒョヌ)、キム・ユリ(チェ・ミギョン)、ユン・ヒソク(チュ・ヨンジャク)他

1980年の民主化デモ「光州事件」を背景にしたファン・ソギョンの同名小説を映画化。
軍事独裁政権に抵抗し、若き日々を獄中で過ごしたヒョヌ(チ・ジニ)は、17年の刑務所生活を終え出所する。17年前、警察から逃れ、逃亡生活を送っていたヒョヌは協力者としてユンヒ(ヨム・ジョンア)を紹介される。2人はすぐに愛し合うようになり、潜伏場所のカルムェで現実とは別世界のような幸福な生活を送る。しかし半年が過ぎた頃、ソウルで仲間が一網打尽にあった連絡を受けたヒョヌは、カルムェを離れる決意をする。

大人の恋愛物語というには、物語の背景があまりにも衝撃的。民主化を求める運動の中、軍部により多くの人々が犠牲となります。愛する人と別れ、獄中にありながらも、生き延びた事に感謝するチ・ジニ扮するヒョヌが、非常に静かで見事に演じ切っています。ヨム。ジョンア扮するユンヒも様々な物を失いますが、あくまで平静を装い生き抜く精神の葛藤の演技は、素晴らしいの一言に尽きます。若い二人が結ばれる「愛」は、離ればなれになっても育まれ、あたかも二人で共に歩んできたかの様な「愛」に昇華するのですから!あまりにも切ない人生を送った二人にも、ラストのシーンは心温まる物があり救われた気持にさせてくれます。こんなにも難しい物語を、よくぞ完璧なものに仕上げたなと、思わずうなりたくなる映画でした。
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by umekononikki | 2011-06-20 10:03 | 韓国映画

残酷な出勤

f0149664_902155.jpg残酷な出勤
2006年
監督:キム・テユン
出演:キム・スロ、イ・ソンギュン、キム・ヨンミン他

株に失敗し借金に苦しむサラリーマンのドンチョル。借金返済の際に知り合ったマノと共に、女児の誘拐を試みるも親と連絡が取れず失敗。次は金持ちの娘を誘拐するが、その時「お前の娘は預かった。」との電話がドンチョルにかかってきます。誘拐犯が娘を誘拐される、二重誘拐の行方は・・・。

やはりこの映画も、イ・ソンギュンが観たかったんです。でも役どころは、なんだか中途半端でした。物語もそれなりに楽しめたのですが、焦点があっていないぼやけた印象が残ります。
ダークなコメディにしたかったのか、親子愛を演出したかったのか。ドタバタな印象はコメディでしたが笑えないし、親子愛といっても感動が薄かった。しかし、ドンチョルの娘を誘拐したのは誰なのか、ドンチョルが起こした誘拐は成功するのかと引き付けられる魅力はありました。かなり夢中に観ましたしね。個人的には、イ・ソンギュン演じるマノをもう少し何とかして欲しかった。誘拐を計画するも、他には何かしたかなぁと印象が薄い。ああ、常にストップウォッチで時間を計ってたっけ?もう少しドタバタから生じる偶然的成功があれば、痛快に感じたかもね。そう5億5000万円もせしめたのに、してやったという痛快さが無かった!そうだったか。大金の重みと、親子愛の深さがいずれも中途半端だったんだ、きっと。意外なラストが用意されていただけに、本当に勿体ない作品でした。でも、イ・ソンギュンを観れたので良しとするのだ。(それでいいのだ。)
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by umekononikki | 2011-06-08 09:00 | 韓国映画

最強ロマンス

f0149664_9161273.jpg最強ロマンス
2007年
監督:キム・ジョンウ
出演:イ・ドンウク、ヒョニョン、チャン・ヒョソン他

先端恐怖症の刑事と、社会部に異動したい芸能記者とのラブ・コメディ。

期待しては観ませんでした。ただ目の保養に、イ・ドンウクを観たかっただけです。まぁ、とにかく、イ・ドンウクが素敵です。麻薬組織を追う中、ヒョニョン扮する記者が邪魔をする、ドタバタなコメディ。でも物語の押えどころは押えてあり、警察が麻薬組織を追い詰めるところは、コメディなりにもある程度描かれています。それ以外にコメントするならば、意外に新聞社の女社長が、ラストにいい仕事をしてくれたことかしら。コメディなのですが、そんなに笑える訳でもなかったし、刑事ものとしても緊迫感があまりなかった。しかし何はともあれイ・ドンウクがいいっ!白いシャツ姿も、トレンチコート姿も、スーツ姿も、何を着ても何をしても素敵。そう考えればイ・ドンウクを観るためだけにしては、結構楽しめた内容でした♪そうそう、エンドロールの時に流れる、その後の2人の様子が一番面白かったかも。ただのコメディではなくラブ・コメディだったことに、ラストで気付かされたのよねぇ。
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by umekononikki | 2011-06-06 09:16 | 韓国映画

インディアン・サマー

f0149664_8555226.jpgインディアン・サマー
2001年
監督:ノ・ヒョジョン
出演:パク・シニャン、イ・ミヨン他

熱血弁護士のジュナ(パク・シニャン)は、国選弁護人として夫殺しの罪に問われているシニョン(イ・ミヨン)の弁護を引き受けます。彼女の無実を信じて奔走し、証拠不十分として無罪を勝ち取ったのだが・・・。

2001年と少々昔の作品ですが、楽しめました。そして「まぶしい日に」を見た後だったので、パク・シニャンが若い!そして、熱血ぶりが魅力的。物語は、ジュナが国選弁護人として、夫殺しのシニョンを弁護することから始まります。果たしてシニョンは夫を殺したのか?この疑問は、意味深なシニョン演ずるイ・ミヨンの演技力に翻弄されます。事件真相に物的証拠で迫る弁護物ではなく、まさにシニョンの心理戦がこの映画の鍵だっただけに、その演技力は見事だと思います。そんなシニョンに魅かれるジュナ。もう弁護士資格を失う覚悟で、シニョンを守ろうとします。いやー、さすがにそれはやり過ぎだろうと思いつつも、映画全体の雰囲気が非常に静かで好きな部類の作品です。欲を言えば、ラストにもうひとひねり欲しいところ。しかしラストの、ドアが閉まるシーンは秀逸!このシーンで、この作品に対する評価が上がりました。久々にエンドロールを観ながら、余韻に浸りました。
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by umekononikki | 2011-06-02 08:55 | 韓国映画

まぶしい日に

f0149664_9195017.jpgまぶしい日に
2007年
監督:パク・クァンス
出演:パク・シニャン、ソ・シネ、イェ・ジェウォン他

いかさま賭博をしている最中に喧嘩になり、刑務所に入ることとなったウ・ジョンテ(パク・シニャン)。そこへ、ソニョン(イェ・ジウォン)という女性が、ジョンテに7歳になる子供がいる、数か月この子供と一緒に暮らしてくれれば示談にしてくれるという。そして2人の奇妙な生活が始まります。

なんというか、2006年W杯の翌年だったからなのでしょうか、サッカーが無理やりっぽい感じです。底辺の生活をするジョンテが、子供と生活することで再生するのだろうと、冒頭で予想がつきます。しかもその子供が病気っぽい。もしかして不治の病なのでは、となると・・・。なぁんて想像通りに物語が展開するせいか、少々退屈。ラストのひねりもひねりになっていいないような・・・。映画というより、休日の午後に観る2時間ドラマって感じの内容でした。ソニョンを、もっと効果的に物語に絡められなかったものかと思います。それでも「パク・シニャン」と「ソ・シネ」の演技は素晴らしかったです。この2人演技力に救われ、最後まで観ることができました。
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by umekononikki | 2011-05-31 09:19 | 韓国映画