展覧会と本と韓国ドラマと時々K-POPかな・・・。

by 梅子

カテゴリ:展覧会( 103 )

ヤマザキ マザック美術館
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2013年3月16日(土)、愛知県美術館で「丸山応挙展」を観た後、ヤマザキマザック美術館へ。案内によると、ヴァトー、ブーシェ、フラゴナール、シャルダン等ロココの時代から、新古典主義のアングル、ロマン主義を代表するドラクロワ、写実主義、印象派、エコール・ド・パリ等、18~20世紀のフランス美術が一望できるコレクションです。
1階でチケットを購入し、5~4階が展示室になっていました。うん、確かにロココです。なんともいえない幸福感溢れる絵画が並びます。そんな中、ロダンの彫刻が目を引きました。モディリアーニやシスレーの作品も印象的。それ以上に、私の心を鷲づかみにしたのはエミール・ガレの部屋。ここは圧巻でした。ガレの作品が展示されたガラスケースが、部屋いっぱいに乱立状態で、宝石箱の中に落っこちた小人の気分です。見渡す限りガレの幻想の世界。一つ一つを見る楽しみと共に、沢山の作品の中にたたずむ快感。この部屋だけでも、ここまで足を延ばしたかいがありました。
余談ですが、ヤマザキマザック美術館を後に地下鉄「矢場町駅」近くの「六十一万石」へ。ここの「六十一万石」が好きなんですよね。お土産に購入し、帰路につきました。
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by umekononikki | 2013-03-18 22:38 | 展覧会

丸山応挙展

f0149664_172927.jpg丸山応挙展
-開館20周年記念-

愛知県美術館

2013年3月16日(土)、名古屋に久しぶりに行って来ました。名古屋は好きな町の一つ。行くと決めた日から、本当に待ち遠しくて堪りませんでした。今回はこの「丸山応挙展」がメイン。名古屋駅から栄の愛知県美術館へ。土曜日ということもあってか、この展覧会、巡回はしない上に、今回を逃すと次回いつ観られるか分からない作品もあるんですから、会場はそこそこの混雑振り。といっても、東京や大阪の混雑に比べると、混雑してるとはいえません。
印象的だったのは、やはり大乗寺障壁画「松に孔雀図」でしょう。会場にあった「応挙、ここがすごい、新しい!」と銘打った鑑賞ガイド+出品作品リストによれば、実物大の松が描かれ、現実の庭の松へと連続するようです。まさか会場に松の木を植えるわけにもいかないので、その辺りは想像するしかありません。しかし面白かったのは、照明!自然の太陽のように明るくなったり暗くなったりと、日本の建築の独特の薄暗さを感じることができました。行ったことはないのですが、大乗寺で見ている気分になりました。
丸山応挙と同時代に活躍した画家には、伊藤若冲や曽我蕭白などがいたそうです。そんな強烈な個性派のなかで、ここまでド正道で、正道過ぎることが返って強烈な個性になっているように感じました。正道が個性になるんですから、その実力たるや、計り知れないものがあります。
他にも「雪松図屏風」や「雨竹風竹図屏風」のような圧倒される作品から、骸骨を描いたもの、可愛い子犬や美人じゃない美人図などなど、名古屋まで来て良かったと思える展覧会でした。
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by umekononikki | 2013-03-17 17:02 | 展覧会

クールベ店

f0149664_2250560.png大丸梅田開店30周年記念
クールベ店

大丸ミュージアム<梅田> 梅田店15階

久しぶりに梅田の大丸ミュージアムに来たような気がします。2013年3月9日(土)、難波高島屋を後にし、「クールベ展」へ。高校生の頃はよく来た記憶があります。百貨店の美術館は、美術館や博物館の展覧会より安価なため、高校生の私には行きやすかったんですよね。
さて、「クールベ展」ですね。ギュスター・クールベ(1819-1877)はフランスの写実主義の代表的な画家。当時の絵画といえば宗教や神話の世界を描くもの。そんな中、写実主義を貫いたんですからたいしたものですよね。やや散漫な印象だったのですが、チラシを読み、それを知り見る目が変わりました。風景画も良かったのですが「匂いアラセイトウのブーケ」が良かったかな。赤い花が画面いっぱいに広がるブーケが、クールベが「ようこそ展覧会へ」と歓迎してくれているようでした。
しかし一貫して写実主義だったクールベは、世間の風当たりも強かったのでしょうか。風刺画では散々な描かれよう。現代で見ている私までもが気の毒に思われるほど。でも、どこかユーモラスは風刺画もまた、「好きに言わせておけばいいさ。」と思わせるような雰囲気もあります。もっとも当時のクールベにしてみれば、傷ついたんだよと反論されそうですが・・・。
それにしても百貨店の美術館は安いなぁ。これだけのボリュームで、割引券を使って大人\700だったんですから。
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by umekononikki | 2013-03-10 22:51 | 展覧会
美の競演 京都画段と神坂雪佳
大阪高島屋 7階グランドホール

f0149664_22195067.jpg2013年3月9日(土)、つい2~3日前まで真冬のコートを着ていたとは思えないほどの陽気の中、難波高島屋へ行ってきました。7階のグランドホールへ行く前に、岡本太郎のタイル画「ダンス」を観ることを忘れてはいけません。そして催し会場の東北物産展の誘惑に惑わされながら、いざグランドホールへ。
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今回の展覧会は、京都市美術館と細見美術館が所蔵する作品で、明治から昭和にかけて京都で活躍した画家たちのがテーマになっています。先ずは、神坂雪佳の「四季草花図屏風」がお出迎え。琳派って感じの作品ですが、色の鮮やかさ、草花の繊細さ、バックの抜け感の好バランスで、日本人なら誰が見ても素直に美しいと感じるのではないでしょうか。細見美術館へ行くといつも眼にする「金魚」。神坂雪佳の「金魚」の実物を眼にするのは久しぶり。あまり大きな作品ではありませんが、あの構図といい、デザインといい、強烈な印象と、軽快な楽しさを味わわせてくれます。生まれた時代は幕末だと聞くと、ちょっと信じられないモダンさです。しかも雪佳は絵画だけではないんですね。陶芸や漆器などの展示品もあり、驚かされました。
他に、上村松園、上村松篁、堂本印象、菊池契月、竹内梄鳳などなど、豪華な内容。印象的だったのは、松篁の「兎」。何が印象的だったって、兎の模様。黒兎の顔だけパンダって感じに目の回りが黒。ユーモラスな模様に、いたってまじめな背景にたたずまい。そのミスマッチが面白かったです。堂本印象の「婦女」も好みでした。チラシで観ていると、女性5人が集まってなにやら話しているだけの印象でした。実物は、その女性たちの微妙な年齢層といいますか、年配というには若すぎて若いかというとそうでもない感じが絶妙。その女性たちが、非常に上品な雰囲気を漂わせているんです。う~ん、好みでした。
展覧会を後にし、心置きなく東北物産展で小岩井のソフトクリームを堪能しました。美味しかったです。
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by umekononikki | 2013-03-09 22:20 | 展覧会

姫路城とレーピン展

姫路城とレーピン展

2013年3月2日(土)、昨日までの暖かさとは打って変わって、小雪がちらつく中、姫路まで足を延ばし、姫路城と姫路市立美術館へ行ってきました。
尼崎から約1時間で姫路駅に到着。まずは修理中の姫路城へ。姫路城大天守修理見学施設「天空の白鷺」へは、無駄足にならないよう事前に予約して行ったのですが、お天気もイマイチ、季節的にもよろしくないせいか人もまばら。余裕で施設内に入ることができました。混雑時には予約がないと入れないようでしたので、皆さんお出かけの際はご確認ください。姫路城見学に¥400、「天空の白鷺」入館に¥200でした。さて「天空の白鷺」ですが、建物的には8が階建て。1階と8~7階が見学できるようになっています。エレベーターで8階まで上がると、天守閣の屋根が間近に見ることができます。お城は足場が組んであり下が見えず、更にお城を覆うように壁があり、お城だけを見ていると到底ここが8回の高さに相当するとは思えません。しかし振り返れば姫路市内を一望できるようになっており、改めてお城の高さを実感しました。それにしても工事が終われば、天守の屋根もこれほど間近で見れなくなると思うと感慨深いものがありました。そして階段で7階へ。7階では親切な係りのおじさんが、姫路城西の丸の説明をしてくれました。これが非常に興味深く面白かった。ありがとう、おじさん!そんな「天空の白鷺」も、平成26年1月15日で閉館。残すは1年弱。興味のある方はお早めに。
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姫路城を後に、姫路城横の姫路市立美術館へ、国立トレチャコフ美術館所蔵レーピン展を観にいきました。イリヤ・レーピン(1844-1930)は、19世紀から20世紀にかけてロシア激動の時代に活躍した画家。印象的だったのはチラシにもポスターにもなった、「休息-妻ヴェーラ・レーピナの肖像」と「皇女ソフィア」。卓越したデッサン力に支えられた作品は、観ていて安定的。繊細であくの無い表現は、いつまでも観ていたくなるような心地よさ。これは姫路まで来てよかった。それにしても初めて来た姫路市立美術館。なんて素敵な外観なのでしょう。しばし外観も眺めてしまいました。
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最後に姫路駅でお土産に、杵屋の『書写 千年杉』を買って帰りました。伊勢屋の玉椿と迷いましたが、先日、岡山の大手饅頭を沢山頂いたので、洋菓子にしました。
充実の1日でした。
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by umekononikki | 2013-03-02 23:20 | 展覧会

中国 王朝の至宝

f0149664_19424739.jpg中国 王朝の至宝
神戸市立博物館

2013年2月16日、小雪の舞い落ちる中、三宮の神戸市立博物館へ「中国 王朝の至宝」展を観にいって来ました。いや~、寒かった。でも、博物館内は暖か。癒されます。
さて、展覧会。土曜日とあって、お昼時を狙っていたせいか、はたまた、尖閣問題のためか人は少なめに感じました。まだ始まって2週間ですから、これから人出も多くなるのでしょうね。
中国最古の王朝「夏」から「宋」にわたる王朝の国宝級の品々が展示されていました。印象的だったのは、チラシ等でも紹介されている「阿育王塔」に「跪射傭」。宣伝に偽りなしの、国宝級の品々がずらりと並び見応えのあるないようでした。しかし、問題は私自身にありました。中国史に疎い。疎すぎるんです。時代的にも、場所的にも、相当幅のあるな内容だったにもかかわらず、だんだんとどれも同じに見えてくるんです。情けない。それでも丁寧な解説があり楽しめたので、良かったのですが・・・。一つ一つは、独特の意匠で面白かったです。ただ、時代的な幅が感じられなかったのが残念。学生時代に七五調で覚えた「殷周秦漢三国晋・・・」を思い出しつつ、博物館を後にしました。
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by umekononikki | 2013-02-16 19:44 | 展覧会

久保修 切り絵の世界展

f0149664_22433432.jpg久保修
切り絵の世界展

阪急うめだ本店9階 阪急うめだギャラリー

2013年2月15日の仕事帰りに行ってきました。
なんだか、お店の人も見ている中でギャラリーの入り口を写真に撮ることに気が引けて、自宅に帰ってチケットとチラシを写真に撮ってみました。今回は阪急百貨店とギャラリーで開催されているため、ペルソナカード提示で\700が\500になりました。でもどうなんでしょう?やはり割高感は否めないかも。だって、京都伊勢丹や大丸の美術館はもっと見ごたえがあるように思うのです。
まぁ、何はともあれ、作品は素晴らしかった。昨年、京都伊勢丹で拝見してから、すっかり虜にさせられています。切り絵という既成の概念に縛られまくっていた私には、衝撃的といっても過言ではありませんでした。そんな久保修氏の展覧会、見逃すわけにはいきません。今回は関西の情景を中心に、食べ物に、海外の景色を、多種多様な素材を用い、どうやって表現してるの?と思わず食い入るように観てしまいました。チラシやチケットに使われている「兎の波渡り」は、意外と小さな作品で、照明の作品のある隅っこのほうにひっそりと飾られていました。これも面白いんだけど、やはり食材の作品の方が楽しめたかも。他に、タイトルは忘れましたが、画面いっぱいの瓦屋根に雪が降っている作品が印象的でした。何が印象的って、よぉ~く観ると雪の表現が素敵。一つの画面に春夏秋冬を現した作品は、昔の日本画のよう。(はっはっはっ、「昔」ってあいまい~。素人ですから許してください。)
緻密な作業から生まれる、大胆かつ繊細な世界に魅了されました。楽しめました。
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by umekononikki | 2013-02-15 22:43 | 展覧会
f0149664_16101150.jpg魅惑の赤、きらめく金彩
加賀赤絵展

京都高島屋グランドホール(7階)

2013年1月8日。本日3つ目の展覧会。「加賀赤絵」と言われても、九谷焼といえばどぎついまでの華やかな青や緑の世界がまず思い浮かびます。チラシによれば、江戸後期に加賀藩が中国の赤絵の写しを作ろうとし、その技術と意匠が再興九谷焼緒窯に受け継がれ、独自の発展を遂げたようです。中国。明代の物から現代の作品までが展示されていましたが、とにかくどれも豪華絢爛。この豪華絢爛具合は、まれに見るものがありました。とにかく細かい。そして華やか。幕末ごろから金彩が施されるようになると、これまたファンタスティックとしか言いようの無い別世界を生み出しています。
陶磁器に興味のある方は、是非にとお勧めの展覧会です。私は九谷焼って一体何!?と、勉強しなければというほどの衝撃を受けましたよ。こんなにも素晴らしい技術や意匠が九谷焼にあったとは知りませんでした。ああ、興奮がおさまりません!年の初めから、驚かされた展覧会でした。
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by umekononikki | 2013-01-10 16:12 | 展覧会
f0149664_14463839.jpg江戸絵画の至宝
-琳派と若冲-

細見美術館

2013年1月8日。京都国立博物館を後にし、細見美術館へ。なんでも細見美術館は今年で開館15周年だそうですね。それを記念した特別展の第一弾。
内容はそりゃ豪華。俵屋宗達、尾形光琳、中村芳中、酒井抱一、鈴木其一、そして伊藤若冲など。個人的には伊藤若冲よりも俵屋宗達が好み。とりわけ本阿弥光悦著、俵屋宗達下絵の「忍草下絵和歌巻断簡」やら扇などは持って帰りたいくらい。そうそう、先に行った京都国立博物館のミュージアムショップにも、この二人の作品を扇子にして売ってたのよ。よっぽど買おうかしらと悩んだのですが、昨年扇子を買ったばかりで必要ないしなぁと思い止まったのですが、ここに来て後悔の念。部屋に飾れるように台も売っていたのですが、部屋に飾る場所が無いのよね。
ああ、話がそれました。
多くの作品が展示されていたのが伊藤若冲。繊細にして大胆な作品は、これまで何度か眼にしたことのあるものがほとんどでしたが、何度観ても飽きません。同様に酒井抱一や鈴木其一などなど、何度観ても満腹感を覚えず、また観たい、もっと観ていたいと思わせるんですから素晴らしいですよね。
特別展の第二弾も楽しみに、美術館を後にしました。
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by umekononikki | 2013-01-09 14:49 | 展覧会
f0149664_19362253.jpg国宝十二天像と密教法会の世界
京都国立博物館

2013年1月8日。京阪「七条」駅を降り、京都国立博物館へ。この日が展覧会の初日とあって、共催の朝日新聞社や後援の朝日放送の方々がちらほら見受けられました。初日といえども平日なので混雑することも無く、ゆっくり鑑賞できました。
館内に入るといきなり「国宝十二天像」がお出迎え。ここで既に圧巻。宗教に疎いので、この先の展示内容についてい来るか不安を覚えつつ先に進みました。しかし、杞憂でした。とにかく観て楽しめる内容。解説も分かり易く、興味深いものでした。密教というとどうも遠い世界のことのように感じていたのですが、長い歴史の上に、更に今日でもその祈りが続いていることを感じました。
併せて開催委されていた「成立八〇〇年記念 方丈記」。先日読んだ「親鸞」の「一念多念文意」に、「おおっ、これが親鸞どのの直筆かぁ~!」と、心の中でつぶやきました。
新平常展示館も大分できて来ましたね。それでも開館は来年春なのですから、待ち遠しい限りです。
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by umekononikki | 2013-01-08 19:37 | 展覧会