展覧会と本と韓国ドラマと時々K-POPかな・・・。

by 梅子

カテゴリ:展覧会( 103 )

草原の王朝 契丹

f0149664_22244798.jpg草原の王朝 契丹
大阪市立美術館

2012年4月10日、東洋陶磁美術館でマイセンを見た後、天王寺の大阪市立美術館へ。天王寺公園は、桜が満開でした。
「契丹」展ですが、非常に良かったです。興味深い内容に、時間がたつのを忘れ見入ってしまいました。チラシによると、契丹はおよそ1100年前に遊牧系民族が中国北方の草原に作った帝国で、200年にわたり豊かな国家を形成したそうです。日本では平安時代になりますね。その文化レベルの高さはもちろん、中国と似ているようで、全く雰囲気の違ったデザインが新鮮でした。繊細でおおらかさのある意匠は、どれだけ作品を見ていても飽きさせません。この展覧会、まだ4月ですが今年のベストかも。それほど楽しめた展覧会でした。
そして、平常展では「永観堂禅林寺の襖絵と屏風」で、長谷川等伯の「檜原図」が展示されていたことに、ちょっとテンションがあがりました。
「契丹」展は6月10日までです。お勧めです。
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by umekononikki | 2012-04-13 22:24 | 展覧会

マイセン磁器の300年

f0149664_1628678.jpg開館30周年記念特別展
国立マイセン磁器美術館所蔵
マイセン磁器の300年

大阪市立東洋陶磁美術館

2012年4月10日、やっと大阪も春らしい気温となったこの日、中ノ島にある東洋陶磁美術館へ行って来ました。美術館周辺は桜が満開で、きれいでした。
さて、「マイセン」です。なかなか見ごたえのある内容でした。タイトルに「マイセン磁器の300年」とあるように、300年の歴史の各時代の優れた作品が展示されています。印象的だったのは、入ってすぐに展示されていた動物彫刻の数々。その大きさと、ダイナミックな動物たちのポーズに圧倒されました。
展覧会は創成期から近代まで、時代の順を追って展示されていたので、とても鑑賞しやすく、興味深く見ることができました。その時代に応じて、求められるものが違い、当時の風俗や流行が感じられたのが面白かったです。しかしどの時代の、どのような作品にも「マイセン」を感じさせる何かがあります。300年の歴史は、ただ安穏と時間を積み重ねただけではない重みが滲み出ているのでしょうね。
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by umekononikki | 2012-04-11 16:28 | 展覧会

ツタンカーメン展

f0149664_1971510.jpgツタンカーメン展
黄金の秘宝と少年王の真実

大阪天保山特設ギャラリー
(旧サントリーミュージアム)

2012年3月22日、幾分寒さが和らいだものの、春の到来はまだ遠いと感じる気温。ツタンカーメンの王墓から見つかった副葬品など、日本未公開を含む122点が展示されています。大阪ではテレビでもコマーシャルが流れ、東京での展示はまだ4ヶ月ほど先だというのに駅には大きなポスターが貼ってあり、この展覧会に対する期待は高まります。当日、11時過ぎに天保山に到着。すでに入館まで60分待ちの行列ができています。
率直な感想を述べさせていただくと、考古学的な知識の無い私には少々物足りなさを感じました。で、ポスターにもなった「ツタンカーメンの黄金のカノポス」は、装飾の繊細さと美しさには眼を見張るものがありましたが、ポスターの写真が大きく、実物の小ささに、複雑な気持ちになりました。確かに黄金だけにとどまらず、様々な考古学的な価値や、美術的な美しさや技術は素晴らしかったです。でもなぁ、60分並び、人の多さに展示品をまともに見ることができないのに、チケットが2千円以上するなんて高いと思いませんか?じゃあ「観にいかないほうが良かった?」と聞かれると、そこはほら有名すぎる「ツタンカーメン」ってことで「観てよかった。」と答えます。私自身にエジプト考古学の知識がもう少しあれば楽しめたのでしょう。自分の無知を反省します。
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by umekononikki | 2012-03-24 19:07 | 展覧会
f0149664_18542232.jpg特別展 NHK大河ドラマ50年 平清盛
神戸市立博物館

2012年3月13日、3月とは思えない寒さの中、三宮へ。博物館前には修学旅行か、はたまた遠足かと思われる学生集団が。混雑覚悟で会場内に入ります。平日にも関わらず学生以上に年配のご夫婦が多く、人気の展覧会なのだなと感じました。内容はNHKのドラマとは関係なく、平清盛と平家が栄えたその時代に関する資料や美術品などで構成されていました。歴史に疎い私でも、絵巻など見て楽しめるものも多かったです。印象的だったのは「神戸市指定文化財 平敦盛像」。その画面の大きさから遠目で観ていると非常に勇ましいのに、近くでその顔を見るとお歯黒でなんだかキュート。圧巻だったのは「国宝  平家納経」!その装飾の美しさには、眼を奪われました。大河ドラマを見ている人も見ていない人も、楽しめる展覧会でした。
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by umekononikki | 2012-03-16 18:54 | 展覧会
f0149664_225536.jpgホノルル美術館所蔵 北斎展
葛飾北斎生誕250周年記念

京都府京都文化博物館

2012年3月9日、小雨が降る中、再び「北斎展」へ。前期後期と展示品を総入れ替えするとあって、2度目の訪問となりました。いやはや北斎という人は本当にどれだけの作品を残したんだと、目を見張るばかりです。で、前期と後期、どちらが良かったかと聞かれると、う~ん、やはり前期かなぁ!好みの作品が多かったというだけで、内容的にはどちらも充実していました。
さて、午前中に北斎展を見終わり、午後はまたしても再び「東寺」へ。小雨の中の五重塔は重量感が増して、なかなか趣がありました。今回の特別拝観では「観智院」ではガイドしてくださる方がいて、非常に楽しめました。小雨が降る肌寒い日でいたが、京都再発見の1日でした。
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by umekononikki | 2012-03-14 22:55 | 展覧会

北斎展

f0149664_2073883.jpgホノルル美術館所蔵
北斎展
葛飾北斎 生誕250周年記念
京都府京都文化博物館

前期と後期で総入れ替えをするということで、前期は2012年2月3日に行ってきました。後期も行くぞとばかりに、前売り券はすでに購入済み。先日も「京都伊勢丹」での「北斎の富士」を満喫したにもかかわらず、再び北斎。どれだけ北斎の作品を観ても飽きません。しかも今回はすりの状態が良く、線はシャープだし色も美しいように思えたのですが・・・。(←素人だけに、自信が無い。)しかも有名な作品が一堂に並び、非常に見ごたえがありました。前期だけでもこの内容なのに、後期は総入れ替えされるなんて、本当に「ホノルル美術館」には膨大な量の浮世絵があるのですね。凄いなぁ~。版画という小さな画面だけに、観る人はかぶりつき状態。できれば平日等の空いている時間に行かれることをお勧めします。
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by umekononikki | 2012-02-08 20:07 | 展覧会
f0149664_19575811.jpg京都 清水寺 成就院奉納襖絵
風の画家 中島潔が描く「生命の無常と輝き」展
高島屋大阪店7階グランドホール


2012年2月2日(木)、難波にある高島屋へ行ってきました。高島屋ではとりあえず、岡本太郎のタイル画「ダンス」をしばし眺めてからグランドホールへ。非常にに有名な「清水寺」の襖絵とあって、私の住む東海地方でもニュースで紹介されていました。とりわけ「鰯」の襖絵がクローズアップされていましたが、個人的には「かぐや姫」の襖絵が良かったかな。中島潔といえば、独特の子供たちの魅力ある世界観。絵本などの小さな画面の世界の印象が強く、襖絵のような大画面の作品が想像できませんでしたが、その迫力といったら息を飲むものがありました。子供たちの優しく不思議な世界観に加え、大画面に負けない迫力があります。襖絵の他にもこれまでの画業を振り返るかのような、充実した内容の展覧会でした。
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by umekononikki | 2012-02-05 19:58 | 展覧会

草間彌生

f0149664_19362565.jpg草間彌生
永遠の永遠の永遠

国立国際美術館

2012年1月20日(金)、昨年から楽しみにしていた展覧会にウキウキ気分で出かけました。そしてとても楽しかった展覧会でした。まずは入り口のガラス張りの壁と自動ドアから「水玉」♪入るとエスカレーターを降りる右手に「水玉柄」のバルーンが浮かんでいます。これだけで楽しい気分にさせられます。地下2階にはこれまた「水玉」柄の巨大なかぼちゃが展示されています。それを横目に地下3階へ。会場に入っても、居酒屋でまずは「生中」とばかりに「水玉」。そこからは、「水玉」から一変、「顔」や幻想の世界を描いた作品群。これが非常に新鮮でした。他に「水玉」模様の巨大なチューリップが置いてある、「水玉」模様の壁で囲まれた部屋。「魂の灯火」では、鏡張りの小さな部屋の中に入り体感する作品。色とりどりの電球が、無限の空間を創造しています。これは純粋に感動的でした。写真撮影できる作品もあり、写せるって思うだけでも心が躍ります。f0149664_19363524.jpg
これまでエキセントリックなイメージが強かったのですが、澄んだ無色透明、無味無臭な純粋さを感じ内容でした。いやー、楽しかった♪♪♪
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by umekononikki | 2012-01-23 19:36 | 展覧会

北斎の富士

f0149664_20575040.jpg北斎の富士
~富嶽三十六景と富嶽百景~
美術館「えき」KYOTO

2012年1月19日(木)、曇りで冬型の気圧配置で寒さの厳しい京都へ行きました。北斎を見る前に、特別公開中の建仁寺の兩足院で、長谷川等伯「水辺童子図襖」と、伊藤若冲「雪梅雄鶏図」を観て来ました。人が少なかったため、かぶりつきで心行くまで眺めることができました。しかしこの2作品も素晴らしかったのですが、建物やお庭、茶室についての解説付き!これが良かった!勉強になりました。f0149664_2058486.jpg
さて「北斎の富士」。会期も残り僅かだったため、平日にもかかわらずそこそこの混雑振り。富士という一つのモチーフで、ここまでのバリエーションを広げられるものかと、改めて北斎のすごさを感じました。東京では高層ビルが建つ現代でも、天気がよければ富士が見える場所が多いらしく、ましてや江戸時代ならばそうとう身近な存在だったのかもしれません。関西で育った私でも、様々な富士を見てすっかり身近に感じてしまいました。「さすが北斎!」と膝を打つ富士から、ユーモラスな富士まで楽しめた展覧会でした。
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by umekononikki | 2012-01-22 21:01 | 展覧会

日本絵画のひみつ

f0149664_20945100.jpg日本絵画のひみつ
神戸市立博物館

2011年12月24日(土)、神戸へ足を運びました。この日は冬型の気圧配置で、三宮から博物館までの僅かな道のりでも寒さがこたえました。さて展覧会の内容ですが、セミナーを受講したかのような、見る人に寄り添ったものでした。17世紀から19世紀の日本画が中心に展示され、西洋画からいかにして画法などを取り入れていったかが紹介されています。こういった類の本を読んでも、なかなか面白いとは感じにくいものですよね。そんな悩みを解消してくれる、かゆい所に手が届いた満足を味わいました。この視点、斬新で面白かったです。寒い中、足を運んだ会がありました。

さて今年の更新は今回で終わります。
年始は以下の2つの展覧会に行く予定です。

国立国際美術館
「草間弥生 永遠の永遠の永遠」

JR京都伊勢丹
「生誕250年記念展 北斎の富士 冨嶽三十六景と富嶽百景」

来年も魅力的な展覧会が多くて楽しみです。コンサートはしばらくお休みして、読書も少し減らして資格の勉強でもしようかと考えています。もしくは趣味にはしった勉強になるかも・・・。いずれにしても来年も引き続きお付き合いいただきますよう、よろしくお願いいたします。
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by umekononikki | 2011-12-27 20:11 | 展覧会