展覧会と本と韓国ドラマと時々K-POPかな・・・。

by 梅子

カテゴリ:コンサート( 22 )

f0149664_18535619.jpgヤニック・ネゼ=セガン指揮
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団

2013年2月2日(土) 16:00開演
兵庫県立芸術文化センター
KOBELCO大ホール


シューマン:歌劇「ゲノフェーファ」序曲 Op.81

プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲 第2番 ト短調 Op.63
<ヴァイオリン:庄司紗矢香>

~アンコール~
J.S.バッハ:パルティータ 2番より サラバンド
<ヴァイオリン:庄司紗矢香>

  休憩

ブラームス:交響曲 第4番 ホ短調 Op.98

~アンコール~
ブラームス:セレナード 第1番より スケルツォ


先月、ザ・シンフォニーホルの「ラン・ラン」のリサイタルが急病で中止となり、この芸術文化センターもその数日後の公演でしたが同様に中止となりました。ザ・シンフォニーホールのチケットを取り、とても楽しみにしていたのですが残念でなりません。ラン・ランさん、早く良くなって、また素晴らしい演奏を聴かせて下さい。
さて、そんなこともあったせいか、クラシックのコンサートに行きたい気持ちが倍増となり、待ちに待った公演です。ヤニック・ネゼ=セガン氏。う~ん、日本人には覚え辛い名前ですね。1975年生まれのカナダ人。そしてヴァイオリニストの庄司紗矢香さんは、1983年東京生まれ。お二人とも若いっ。
クラシックのコンサートの感想の度に書いていますが、本当に素人のすっとぼけた内容になります。今回も例外ではありません。色々な方のクラシックのブログを拝見していると、非常に詳細な内容で感心させられます。勉強なさった方々なのでしょうが、私などは楽譜すら読むことのできないド素人ですから、開き直って正直に感じたことを書くようにしています。時には見事に的を外した内容になっていることもあるでしょうが、ご容赦願います。
庄司紗矢香さんの演奏は始めて聴くのですが、野球のイチロー選手の様なストイックさと人を魅了する大胆さを感じました。細い身体のどこに、それだけの体力を蓄えているのか不思議なくらいタフな印象。
そして指揮者のヤニック・ネゼ=セガン氏。ブラームスは面白かったです。最近、同じ曲を、コンサートやCDで様々なオーケストラや指揮者の演奏で聴くと、確かに違って聴こえるし好みかそうでないかが感じられるようになった気がします。そんな訳で今回の演奏は好みです。なんだか聴いていて気分の良くなるブラームスでした。
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by umekononikki | 2013-02-03 18:55 | コンサート

新春の雅楽~東京楽所

f0149664_21444289.png新春の雅楽~東京楽所
~悠久の響きと煌びやかな舞~

[演奏]東京楽所

2013年1月26日(土) 14:00 開演 13:00 開場
ザ・シンフォニーホール


プログラム

【第1部】 管弦
 平調音取(ひょうじょうねとり)
 催馬楽(さいばら)~更衣(ころもかえ)
 越天楽(えてんらく)
 陪臚(ばいろ)

~休憩~

【第2部】 舞楽
 春鶯囀一具(しゅんのうでんいちぐ)

雅楽。それは未知の世界でした。日本文化ブームの私にははずせないコンサート(!?と、いう表現は正しいのかしら?)なのですが、西洋の音楽に慣れてしまった多くの現代人にはなじみが薄いもの。ふらっと出かけて理解できるのかしらと心配半分、楽しみ半分で出かけました。入り口で公演プログラムを頂き、解説を読む。頭では理解できても、なんだかしっくりこない感じです。そんな心配も、公演が始まると講演内容のお話があり解消されました。そのお話の中で感心したことは、雅楽は世界最古のオーケストラだったこと。改めて日本人であることに誇りを感じます。楽器についても、元々25種類あったものを8種類にまとめ上げたそうです。その元の25種類の楽器は、奈良の正倉院に納められているとか。毎年行われる「正倉院展」にも展示されているようですね。私も1度行ったことはありますが、「世界一混雑する展覧会」といわれるだけに、その混雑振りは婦人服のバーゲン会場のよう。でもそう言われると、今年の正倉院展には行ってみようかなという気分になりました。他に平等院の「平等」という概念や長谷寺の「序破急」に関するお話など、興味深い内容で勉強になりました。
さて肝心の演奏。やはり多くの場合屋外で演奏されるだけに、ホールでの演奏では音が響きすぎな感は否めません。とりわけザ・シンフォニーホールは残響2秒と、クラシック専用のホールなのですから。やはり雅楽の楽器は屋外での演奏に耐えうるようなものですね。しかし、繊細でありながら大胆な音色に驚かされつつその素晴らしさを感じました。舞楽も1時間弱を休むことなく演奏し舞うんですから、それは見ごたえのあるものでした。バレエのように身体能力で踊るのではなく、天からの操り人形のように天の意思で舞うその様が神秘的でした。
常に留まることを知らない川の流れのような現代社会で、一時、時間を止めて、神様たちのいる世界を垣間見たような雰囲気を堪能。関西でも雅楽を聴く機会は多くあるのですが、これまで行って楽しめるのか分からず足を運ぶことはありませんでした。今回の公演でその素晴らしさに触れ、今後は機会があれば是非行ってみようと思います。
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by umekononikki | 2013-01-27 21:45 | コンサート
f0149664_15554858.jpg山下洋輔 スペシャル・ビッグバンド
ボレロ&展覧会の絵

2012年12月15日(土) 17:00開演
兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール

プログラム
[第1部]
Rockin' in Rhythm ロッキン・イン・リズム
作曲:デューク・エリントン/編曲:松本治

All the Things You are オール・ザ・シングス・ユー・アー
作曲:ジェローム・カーン/編曲:松本治

Groovin' Parade グルーグィン・パレード
作曲:山下洋輔/編曲:松本治

Memory is a Funny Things メモリー・イズ・ア・ファニー・シング
作曲:山下洋輔/編曲:松本治

Bolero ボレロ
作曲:モーリス・ラヴェル/編曲:松本治

[第2部]
Pictures at an Exhibition 組曲「展覧会の絵」
作曲:モデスト・ムソルグスキー/編曲:松本治

[アンコール]
It Don't Mean a Thing スイングしなけりゃ意味がない
作曲:デューク・エリントン/編曲:松本治


面白かったです!前半の「ボレロ」を聞いた時点で、チケット代の元は取れたほどの充実感!これ以上のものは出てこないだろうと、おまけ程度の気分で休憩後に席に着きました。しかし、これが見事に裏切られます。「展覧会の絵」も、これでもかと聴かせてくれるんですから、まさに名前に違わず「スオペシャル・ビッグバンド」!!!
山下洋輔氏はもちろんのこと、その他のメンバーもその世界では引く手数多の超一流ぞろい。ジャズの世界に疎い私でも、存じ上げている方々がいらっしゃいます。山下氏いわく、メンバーの経歴を紹介すると2時間半くらいかかるそうです。う~ん、納得。曲順紹介を間違えた山下氏に対し、トロンボーンで軽く演奏し間違いに気付かせる松本治氏。そんな山下氏の人柄に加えメンバーとの息の合った駆け引きにと、演奏以外からも気持ちよくさせられる要素が詰まっていました。
「脱臼したボレロ」と紹介された「ボレロ」ですが、なかなかどうして「脱臼」なんてとんでもない!野性味溢れる、ジャングルで生き物たちがざわめいているような生きた音楽を感じさせてくれました。一見、統制の取れていない鬱蒼とした無法地帯のジャングルでも、その根幹は生命の源DNAの様に規則的で理路整然としている矛盾を叩きつけられたような衝撃でした。
「展覧会の絵」では、もう胸がいっぱいです。このブログに感想を書くことなど忘れ去り、アンコールまで夢中に楽しみました。最後に再びメンバーを紹介された時、一段と大きな拍手をもらっていたドラムスの高橋信之介氏。何処をどうすればあれだけ叩けるのだろうと、人間離れした演奏でしたものね。
最高のクリスマスプレゼントを頂いた気分です。楽しかったぁ!!!
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by umekononikki | 2012-12-16 15:56 | コンサート

blast!

blast!
オリックス劇場(旧 厚生年金会館)
2012年8月2日 19:00開演

2012年8月2日、この日も暑かった。チケット完売ではなかったようですが、ほぼ満席状態で流石人気の公演です。とりあえずこの不景気の中、グッズが飛ぶように売れてましたね。公演プログラムはもちろんですが、他にもタオルとTシャツを買っている人が多かったかなぁ。私も学生時代ならヘビメタのTシャツを良く買ったものです。アイアン・メイデンとかアリス・クーパーとか・・・。それに比べれば、blast!のシャツはデザインがおしゃれ!はっはっはっはっ、比べる必要も無いですね。
内容は、これまで以上にパワフルでした。3年間の充電期間を経て、47都道府県での公演ですから、その気迫も感じられます。マニアではないのでこれまでと比べてと聞かれると、違う箇所は何箇所かありましたが詳しいことを文字にできる知識がありません。しかし、より魅力的になったことは確かです。休憩時間中のパフォーマンスも楽しく、公演終了後も多くのファンの握手やサインに応える姿にも感動しました。前回の公演は西宮の芸術文化センター大ホールでしたが、会場が広すぎるんですよね~。やはりここオリックス劇場(旧 厚生年金会館)位の規模が、メンバーの一員になったような一体感が味わえて良かったです。

余談ですが、オリックス劇場って改装したのですね。立て替えたわけではなさそうなのですが・・・。座席もゆったりし、ロビーも綺麗になっていました。
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by umekononikki | 2012-08-04 18:54 | コンサート
f0149664_15353445.jpgハンブルク北ドイツ放送交響楽団
2012年5月27日(日) 14:00開演
ザ・シンフォニーホール

[指揮]トーマス・ヘンゲルブロック
[ヴァイオリン]竹澤恭子
[管弦楽]ハンブルク北ドイツ放送交響楽団

[プログラム]

モーツァルト:歌劇 「フィガロの結婚」 序曲
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調

第1部 ソリストアンコール
クライスラー:レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース

休憩

ブラームス:交響曲 第1番

第2部アンコール
ドヴォルザーク:チェコ組曲op39 第5番フィナーレ・プレスト


楽しかったです!素人のつぶやきなので、間違っていたら許してください。とてもフレッシュで男前な演奏でした。ヴァイオリンの竹澤さんも、失礼かもしれませんが男前な演奏です。かっこいいっ!アンコールのクライスラーも素敵でした。
オーケストラと指揮者の魅力を、存分に発揮したコンサートではなかったでしようか?とても楽しく若々しい印象でした。ブラームスが良かったのはもちろんのこと、ドヴォルザークが意外な感じでした。ドヴォルザークの奨学金審査の審査員をブラームスがしていたことを思えば、なんだかこのアンコールも狙ったのかしらと、素人の推測をしてしまいます。この出会いから数年後に作られたのがこの「チェコ組曲」なのですから。(って、wikiで調べました。はい。)それにしても、こんなに元気の良いドヴォルザークを聴くと、これからドヴォルザーク好きになりそうです。会場の電気がつき、オーケストラが退場しても鳴り止まない拍手。楽しめたコンサートでした。
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by umekononikki | 2012-05-28 15:35 | コンサート

ザ・カブキ

f0149664_2234585.jpgザ・カブキ
東京バレエ団
2011年12月23日(金・祝)
兵庫県立芸術文化センター
KOBELCO大ホール
15:00開演

バレエであだ討ち劇ということに惹かれました。昨年ミラノ・スカラ座で絶賛されたそうですね。これまた、バレエはまったく知識も無く、ただただ面白そうという好奇心で、チケットをとりました。本当、安くは無いチケットを、こんな動機で買ってしまってよかったのだろうかとも思いましたが、あまりに面白うそうな公演だったのでつい・・・。その心配は無用でした。バレエの技術的なことは分かりませんが、非常に魅力的な演出に魅了されました。日本特有の物語と、まるっきり西洋のバレエとの融合。その両者のバランスの絶妙なこと!バレエとはいえ、舞台に衣装、メイク、物語と、日本人が演じるにふさわしい舞台です。ラストのあだ討ちシーンは圧巻で、思わず息を呑んでしまいました。四十七士が勢ぞろいするシーン、屋敷の中をを駆け巡るシーンが印象に残っています。そして会場の照明がついても、拍手が鳴り止みませんでした。DVDとか発売されてないのかしら。もう一度観たいと思うほど、素晴らしかったです。
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by umekononikki | 2011-12-25 22:34 | コンサート
f0149664_11384231.jpgデイヴィッド・ジンマン指揮
チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団withヨー・ヨー・マ

2011年11月11日(金)19:00開演
ザ・シンフォニーホール

プログラム
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番
アンコール
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第6番よりサラバンド
休憩
マーラー:交響曲第5番

今回は、私にとって難解だったショスタコーヴィチについてwikiで調べてみました。
ドミートリイ・ドミートリエヴィチ・ショスタコーヴィチ(1906-1978)は、ソヴィエト連邦時代の作曲家。初期の作風は前衛的なものだったとか。その後、ソ連政府が強制する社会主義リアイリズムへと転換し、とりわけロシア革命を主題とした映画音楽の占める割合が多くなります。第二次世界大戦がはじまったころからユダヤ音楽へ傾倒。スターリン死後からの「雪解け」の時期は、近代的で斬新な作風でした。丁度この頃に作曲されたのが、今日のチェロ協奏曲第1番でしょうか。確かに斬新。そして晩年には、自身の「死」を意識したといわれる曲も残しています。

それにしても素晴らしかった!ショスタコーヴィチは、絶妙なバランスで、少しのもつれが全体の崩壊につながるような危うい曲を、見事に演奏しきったように思いました。よくもまぁ、こんな曲を形に出来るものだなと。そして、マーラーの5番。ショスタコーヴィチとは違った意味で、よくもまぁ、こんな曲を演奏するものだと圧倒されっぱなしでした。あれだけの人数で演奏しているとは思えない、一糸乱れぬ弦楽器の演奏が印象的でした。もちろん管楽器も素晴らしかったですよ。ああ、こういった充実の公演をどのように表現したらいいのやら解らない自分がもどかしい位、満足の内容でした。幸せ。
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by umekononikki | 2011-11-17 11:38 | コンサート
f0149664_149455.jpgベルリン・バロック・ゾリスデンwith樫本大進
兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
2011年10月29日(土) 14:00開演

ピゼンデル:弦楽のためのソナタ ハ短調
J.S.バッハ:「音楽の捧げもの」より6声のためのリチェルカーレ
J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043
 ~休憩~
ヴィヴァルディ:四季
 ~アンコール~
ヴィヴァルディ:「四季」より 「夏」第3楽章、「冬」第2楽章

昨日の京都も暑かったですが、この日の西宮もブラウス1枚でも過ごせるくらいの陽気でした。この公演、チケットは完売で、期待が高まります。しかも、1ヶ月の間に2度も「四季」を聴くことになる珍事。(こんな珍しい出来事。「珍事」と言わせてもらいます。)
さて公演の感想ですが、素晴らしかったです。とりわけ「四季」が、良かったように思います。そして、先日のイ・ムジチの「四季」との違いがよく解り、とても興味深かったです。う~んっ、たまらなく面白いっ!今回の「四季」、もう少し聴いていたいと思っていると、アンコールも「四季」からでした。観客からの拍手は、会場の照明がついても鳴りやまず、手を振ってこたえていました。
さて今回は、「リチェルカーレ」についてwikiで調べてみました。
リチェルカーレ(ricercare)は、ルネサンス音楽や初期バロック音楽における器楽曲様式の1つ。「探求」を意味するイタリア語で、前奏曲的な機能を示しており、後に続く楽曲や施法や調を「探し求める」ことに由来する。
なるほどね。音楽用語もこうして1つずつ勉強していきたいと思います。

今回の公演前に、西宮ガーデンズ4階「いちにいさん」で定食を頂きました。¥1,050で満腹のボリュームと美味しさ。お腹の皮が張ると瞼が緩むとは言いますが、まさに公演の前半はあまりの心地よい音楽に、瞼が幾度となく閉じそうになりました。反省です。
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by umekononikki | 2011-11-01 14:09 | コンサート

イ・ムジチ合奏団

f0149664_8573176.jpgイ・ムジチ合奏団
2011年10月9日(日)14:00開演
ザ・シンフォニーホール

ルイス・バカロフ:
「イル・ポスティーノ」より 合奏協奏曲
(ヴァイオリン:アントニオ・アンセルミ)
エンニオ・モリコーネ:『組曲』
「カジュアリティーズ」より“メインテーマ”
  「海の上のピアニスト」より“愛を奏でて”
  「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」より“デボラのテーマ”
  「ミッション」より“ガブリエルのオーボエ”
  (ヴァイオリン:マルコ・セリーノ)
坂本龍一:「ラストエンペラー」より
 「ラストエンペラー」テーマ
~休憩~
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」
       (ヴァイオリン:アントニオ・アンセルミ)

アンコール
ロッシーニ:ボレロ
山田耕筰:赤とんぼ
ヴィド・パテルノステル:ピッツァ・サンタ・ルチア
ヴィヴァルディ:アッラ・ルスティカ

私にとって2度目の「イ・ムジチ合奏団」のコンサートです。芳醇な時間の始まりです。しかも結成60周年記念で、プログラム後半はヴィヴァルディの四季。専門的なことは解らないので、色々な方の感想を読んでみましたが、どうやらかなり個性的な演奏だったようですね。そう言われればそんな気がするのは、私が素人だから・・・。端正なイメージの四季でしたが、かなり叙情的な感じがしました。

そこで今回は「ヴィヴァルディ」について調べてみました。
アントニオ・ヴィヴァルディは、1678年にイタリアのヴェネツィアに生まれます。父は有名なヴァイオリニスト。1688年にサン・ジェミニアーノ協会付属学校に入学しますが、生まれつきの喘息のため、親元からの通学を許可されます。そして、父のもとでヴァイオリンの勉強を始めることになります。15歳で僧籍に入り、25歳で司祭に叙任。しかし喘息のため司式することができなくなり、祭壇から離れ、ピエタ音楽院で音楽活動を始めます。解雇と復職を繰り返しながらも、「合奏長」の地位に。これ以降、ヨーロッパ各都市を旅行し始めます。晩年は人気も失い、オペラの興行に集中するあまりピエタからの信頼も失い辞職することに。以前から考えていたウィーンに移り住むも、既に過去の産物として扱われ、1741年63歳で亡くなります。
そのため、彼が再評価されるのは20世紀に入り、多くの作品が再発見されてから。

意外な事に、多くの作品が再発見され、再び評価されたのはそれほど遠い過去ではないのですね。驚きです。これほど「春」は有名で、クラシックを聴かない人でも、この曲を聴けば「ヴィヴァルディの春」と答えるでしょう。
今回のコンサートに話を戻すと、評価は様々ですが生で四季を聞けたことは収穫でした。私が素人だからでしょうが、こういった力強くぐいぐい引っ張る四季もありなんじゃないかと思います。前半の映画音楽は、素晴らしかったです。元となる映画はいくつか観た作品もありますが、それとは全く別物。アンコールは笑いもおこる楽しい内容でした。
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by umekononikki | 2011-10-14 08:57 | コンサート
f0149664_973545.jpg外山啓介 ピアノ・リサイタル
~ベートーヴェン4大ソナタを弾く!~

2011年8月27日(土)14:00開演
ザ・シンフォニーホール

【オール・ベートーヴェン・プログラム】
ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調「月光」op.27-2
ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調「ワルトシュタイン」op53

ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調「悲愴」op.13
ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調「熱情」op.57

アンコール
リスト 愛の夢 第3番

昨年に引き続き、足を運ぶこととなった「外山啓介 ピアノ・リサイタル」です。昨年がなかなかの好演で、容姿も淡麗、チケットも安価で、会場は涼しいと来たら行くしかないでしょう。あまりにも有名なベートーヴェンのピアノ・ソナタ。この私ですら、予習をせずともどんな曲か知っています。そんな知っているつもりのベートーヴェンを、wikiでおさらい。
ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770年-1827年)は、ドイツの作曲家。ボンに生まれ、16歳のころウィーンに渡り、モーツァルトに弟子入りを許されましたが、母の死によりボンに戻ります。ボンでは父の失職により、家計を支えるため仕事を掛け持ちすることに。20歳代後半から難聴が悪化し、30代にはほとんど聞こえない状態になりますが、生涯に作曲した多くが、この時期の曲です。晩年は体調不良や、甥の問題に悩まされ作曲は滞り、65歳で肺炎を患いこの世を去ります。

ベートーヴェンは、非常に表情豊かだったようですね。そんな彼自身の様に、これらのピアノ・ソナタも表情豊か。その豊かさがイマイチ伝わってこなかったように思うコンサートでした。素人なのでテクニックについては全く解りませんが、どこか中途半端な印象がぬぐえません。それでも「悲愴」は良かったかな。

コンサートが終わり外に出ると雷雨。JR福島駅までの間に、雷は激しく鳴るわ、激しい雨に足元は膝までびしょ濡れ。違った意味で忘れられない日となりました。
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by umekononikki | 2011-08-31 09:07 | コンサート