展覧会と本と韓国ドラマと時々K-POPかな・・・。

by 梅子

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オー!マイレディー

f0149664_22303054.jpgオー!マイレディー
2010年 16話
出演:チェリム、チェ・シウォン、イ・ヒョヌ、パク・ハンビョル、ユ・テウン 他

スーパーアイドルのソン・ミヌとバツイチのおばさんユン・ゲファが恋に落ちる物語。って、どう考えたって無理がありすぎ~って思ったので、どこをどうしてこの二人をくっつけたのか見てみたかったのよね。チェ・シウォンも見たかったことだし、チェリムも嫌いじゃないし、16話と短めで暇つぶし程度の気分で見始めました。まぁ、さっくり観れて楽しめました。何よりソン・ミヌの娘イェウンが可愛い。これに尽きます。心に傷を負い、言葉を発することができないのですが、主役の二人より、彼女の方を応援してしまいました。そう、肝心の二人ですが、やっぱりくっつくには無理があるような気が・・・。無理があるというより、後半駆け足でまとめすぎたのでしょうか?二人と二人の子供たちの新婚生活も少し見たかったし、ラブラブなシーンすら無かったので残念。主人公二人の恋愛より、ぐっと現実的だったのがミュージカル会社の社長夫婦かな。う~ん、でもよその男と浮気した妻を、男性として本当に許せるのかが疑問が残るなぁ。二人の関係修復には、離れて過ごす時間が必要って、それも同意できないしね。
まぁ、イェウンが可愛いから、共感できなくても全て許せるドラマでした。
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by umekononikki | 2013-02-27 22:31 | 韓国ドラマ

蜘蛛女のキス

f0149664_22373476.jpg蜘蛛女のキス
マヌエル・プレイグ著
野谷文昭訳

ブエノスアイレスの刑務所の監房で同室になった二人、同性愛者のモリーナと革命家バレンティンは映画のストーリーについて語りあうことで夜を過ごしていた。主義主張あらゆる面で正反対の二人だったが、やがてお互いを理解しあい、それぞれが内に秘めていた孤独を分かちあうようになる。両者の心は急速に近づくが―。モリーナの言葉が読む者を濃密な空気に満ちた世界へ誘う。

前半は、会話の洪水。とにかくモリーナが、映画のストーリーを語る、語る。しかも「おねぇ言葉」で。次から次へと映画の話が続き、すっかり何を読んでいるのか忘れるくらい、モリーナの語りに魅了されてしまいました。後半にようやく舞台が刑務所で、モリーナは同性愛者であることを思い出さされます。監房という極限られた空間で展開される、非常に濃密なドラマに夢中にさせられました。う~ん、このラスト、嫌いじゃないのよね~。面白かったです。
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by umekononikki | 2013-02-22 22:37 |

火山のふもとで

f0149664_215321100.jpg火山のふもとで
松家仁之 著

「夏の家」では、先生がいちばんの早起きだった。―物語は、1982年、およそ10年ぶりに噴火した浅間山のふもとの山荘で始まる。「ぼく」が入所した村井設計事務所は、夏になると、軽井沢の別荘地に事務所機能を移転するのが慣わしだった。所長は、大戦前のアメリカでフランク・ロイド・ライトに師事し、時代に左右されない質実でうつくしい建物を生みだしてきた寡黙な老建築家。秋に控えた「国立現代図書館」設計コンペに向けて、所員たちの仕事は佳境を迎え、その一方、先生の姪と「ぼく」とのひそやかな恋が、ただいちどの夏に刻まれてゆく―。小説を読むよろこびがひとつひとつのディテールに満ちあふれた、類まれなデビュー長篇。

いや~、これは良かった。じんわりくる暖かい人間関係。ちょっと前の時代への、ノスタルジックな雰囲気。あっ、考えてみれば30年前が舞台なのね。「ちょっと前の時代」と感じる私自身が歳をとったということなのですね。
さて、ほとんど登場しない村井設計事務所の所長村井氏。彼の人柄が、そこで働く人々を通じて伝わってきます。読んでる私までもが、以前この職場で働いたことを誇りに感じるような気分にさせられました。30年前といえば、もちろん携帯電話もウィンドウズもない時代。考えてみれば、そんな便利な機械に人間が振り回される前の時代。バブル時代のまだ前。そんな時代がとてもよき時代に感じる物語の世界に、心地よく浸ることができました。
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by umekononikki | 2013-02-20 21:53 |

冬の夜ひとりの旅人が

f0149664_16591060.jpg冬の夜ひとりの旅人が
イタロ・カルヴィーノ著
脇功訳

次々に斬新な方法を創り出すイタリアの作家の、型破りな作品。すぐに中断してしまう、まったく別個の物語の断片の間で右往左往する「男性読者」とそれにまつわる「女性読者」を軸に展開される。読者は、作品を読み進みながら、創作の困難を作者と共に味わっている気持ちになる、不思議な小説。

斬新な展開に、頭を抱えながら読んでしまいました。様々な物語が断片的に挿入され、どれ一つとして取っ掛かり部分だけで終わっていまいジレンマを抱えてしまいます。それでも一応「男性読者」がどうなるのかと、先を読まずにはいられない魅力もあります。(しかし、読み進めるには、努力が必要でしたが・・・。)そんな、「物語を読む」という迷宮に迷い込み、最後はこんなオチでいいのかと益々迷宮深くに迷い込みます。これも作者の仕掛けた罠に、見事にはまってしまったといえるのでしょう。
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by umekononikki | 2013-02-17 16:59 |

中国 王朝の至宝

f0149664_19424739.jpg中国 王朝の至宝
神戸市立博物館

2013年2月16日、小雪の舞い落ちる中、三宮の神戸市立博物館へ「中国 王朝の至宝」展を観にいって来ました。いや~、寒かった。でも、博物館内は暖か。癒されます。
さて、展覧会。土曜日とあって、お昼時を狙っていたせいか、はたまた、尖閣問題のためか人は少なめに感じました。まだ始まって2週間ですから、これから人出も多くなるのでしょうね。
中国最古の王朝「夏」から「宋」にわたる王朝の国宝級の品々が展示されていました。印象的だったのは、チラシ等でも紹介されている「阿育王塔」に「跪射傭」。宣伝に偽りなしの、国宝級の品々がずらりと並び見応えのあるないようでした。しかし、問題は私自身にありました。中国史に疎い。疎すぎるんです。時代的にも、場所的にも、相当幅のあるな内容だったにもかかわらず、だんだんとどれも同じに見えてくるんです。情けない。それでも丁寧な解説があり楽しめたので、良かったのですが・・・。一つ一つは、独特の意匠で面白かったです。ただ、時代的な幅が感じられなかったのが残念。学生時代に七五調で覚えた「殷周秦漢三国晋・・・」を思い出しつつ、博物館を後にしました。
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by umekononikki | 2013-02-16 19:44 | 展覧会

久保修 切り絵の世界展

f0149664_22433432.jpg久保修
切り絵の世界展

阪急うめだ本店9階 阪急うめだギャラリー

2013年2月15日の仕事帰りに行ってきました。
なんだか、お店の人も見ている中でギャラリーの入り口を写真に撮ることに気が引けて、自宅に帰ってチケットとチラシを写真に撮ってみました。今回は阪急百貨店とギャラリーで開催されているため、ペルソナカード提示で\700が\500になりました。でもどうなんでしょう?やはり割高感は否めないかも。だって、京都伊勢丹や大丸の美術館はもっと見ごたえがあるように思うのです。
まぁ、何はともあれ、作品は素晴らしかった。昨年、京都伊勢丹で拝見してから、すっかり虜にさせられています。切り絵という既成の概念に縛られまくっていた私には、衝撃的といっても過言ではありませんでした。そんな久保修氏の展覧会、見逃すわけにはいきません。今回は関西の情景を中心に、食べ物に、海外の景色を、多種多様な素材を用い、どうやって表現してるの?と思わず食い入るように観てしまいました。チラシやチケットに使われている「兎の波渡り」は、意外と小さな作品で、照明の作品のある隅っこのほうにひっそりと飾られていました。これも面白いんだけど、やはり食材の作品の方が楽しめたかも。他に、タイトルは忘れましたが、画面いっぱいの瓦屋根に雪が降っている作品が印象的でした。何が印象的って、よぉ~く観ると雪の表現が素敵。一つの画面に春夏秋冬を現した作品は、昔の日本画のよう。(はっはっはっ、「昔」ってあいまい~。素人ですから許してください。)
緻密な作業から生まれる、大胆かつ繊細な世界に魅了されました。楽しめました。
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by umekononikki | 2013-02-15 22:43 | 展覧会

わたしの渡世日記

f0149664_22281112.jpgわたしの渡世日記
高峰秀子 著

女優・高峰秀子は、いかにして生まれたか―複雑な家庭環境、義母との確執、映画デビュー、養父・東海林太郎との別れ、青年・黒沢明との初恋など、波瀾の半生を常に明るく前向きに生きた著者が、ユーモアあふれる筆で綴った、日本エッセイスト・クラブ賞受賞の傑作自叙エッセイ。映画スチール写真、ブロマイドなども多数掲載。

昨年は失業中でしたが、今月から働き始めました。う~ん、仕事に慣れるまでは読書もスローペースになるでしょう。加えて春から、これまで勉強したいと考えていたことを始めようかと検討中。益々、読書の時間が減ります。
さて今回は女優、高峰秀子。はっはっはっ、まずは笑って誤魔化してみました。だって「高峰秀子」さんを存じ上げない。しかしこの方の人生は面白かった!時代背景もさることながら、家族に戦争、女優としての生き様から著名人との交友関係まで、持って生まれた魅力もあるのでしょうが、普通の人間ならとうに根を上げてしまいそうな苦難を乗り越えてこその魅力が、読者を惹きつけてやまないのでしょう。「こんなこともありました。」と、その苦難をこれほどあっさりと書いてしまう辺り、この人は人生で何を見て何を考えて、どんな境地にいるのだろうと思わずにはいられません。できれば苦労はしたくないのですが、誰しも苦労してこその成長で、人生は決して苦労だけでは終わらず、その裏には幸せな時間もあることを知っています。回りを見れば彼女の様な著名人ではなくとも、尊敬する方々がいます。そんな方々の支えもあり、改めて人生を前を向いて歩んで生きたいと元気をもらえました。面白かったです。映画も併せて観てみようと思います。
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by umekononikki | 2013-02-10 22:29 |

ジョン・マン 大洋編

f0149664_2254955.jpgジョン・マン 大洋編
山本 一力 著

十四歳になった万次郎は、初めて乗った船で嵐に巻き込まれ遭難するが、伊豆諸島南端の島に流され、五ヵ月後に捕鯨船ジョン・ハウランド号に救助される。船員たちから厄介者扱いされる中、必死に動き、働き、生き抜く。クジラとの格闘を目の当たりにし、日本人として初めてハワイを見、そして一路アメリカ大陸を目指す。

相変わらず進展は僅かなんだけど、面白くはなって来ました。万次郎14歳で、この力強さ!こりゃ大物になるはずだわ。「中浜万次郎」といえば、アメリカから日本に帰ってきて以降の活躍しか知らないので勉強になります。また、アメリカの船乗りたちの言動も、さすがと感じさせられます。この人たちがこれほど万次郎を正当に評価していなければ、ジョン・マンは誕生しなかったでしょうね。続きが楽しみなのですが、このペースで最後まで忘れずに読むことができるかが不安。
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by umekononikki | 2013-02-06 22:54 |

人生ノート

f0149664_21435378.jpg人生ノート
美輪明宏著

世の中どこかおかしい。みんな何かに追いつめられている。でもそれも、ひとつずつ処理しなくては…。その特効薬は、多角的にものを見ること。辛口だが、愛にあふれた美輪明宏のエッセイ。「獅子の座布団」の改題改訂。

1998年に出版された本。確定申告作成の順番待ちの間に、図書館で読了。なかなか興味深い内容でした。テレビでの発言とも重複しますが、全ての発言をチェックしているわけではないので面白く読みました。とりわけ共感できたのが「お墓参り」について。統計的に馬鹿にできないのが、「お墓参り」をして抱えていた問題が解決するということ。私の場合、離れた土地に住んでいるので、年に1回お墓参りにいくのですが、記憶にある中では、雨の日でもいざお墓につくと傘が不要なくらいの小雨になるんですよね。ご先祖様が遠いところから来てくれて、喜んでくれているのかしらと思っています。昨年はなかなか足を運べず、11月末に何とかお墓参りに田舎へ帰りました。そのお陰かやっと仕事も見つかりましたしね。今年は仕事になれるだろう春ごろには、お墓参りに行きたいなと思っています。そんな訳でして、新しい仕事に慣れるまではブログの更新が滞るかもしれません。そもそも失業中とでは本を読む時間が減るわけですから・・・。他にも素敵な人生を送るためのヒントがあり、悩みや不安(私の場合は悩みより不安だな・・・。)が、「なんだその程度のことか。」と小さくなった気がします。
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by umekononikki | 2013-02-05 21:44 |
f0149664_18535619.jpgヤニック・ネゼ=セガン指揮
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団

2013年2月2日(土) 16:00開演
兵庫県立芸術文化センター
KOBELCO大ホール


シューマン:歌劇「ゲノフェーファ」序曲 Op.81

プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲 第2番 ト短調 Op.63
<ヴァイオリン:庄司紗矢香>

~アンコール~
J.S.バッハ:パルティータ 2番より サラバンド
<ヴァイオリン:庄司紗矢香>

  休憩

ブラームス:交響曲 第4番 ホ短調 Op.98

~アンコール~
ブラームス:セレナード 第1番より スケルツォ


先月、ザ・シンフォニーホルの「ラン・ラン」のリサイタルが急病で中止となり、この芸術文化センターもその数日後の公演でしたが同様に中止となりました。ザ・シンフォニーホールのチケットを取り、とても楽しみにしていたのですが残念でなりません。ラン・ランさん、早く良くなって、また素晴らしい演奏を聴かせて下さい。
さて、そんなこともあったせいか、クラシックのコンサートに行きたい気持ちが倍増となり、待ちに待った公演です。ヤニック・ネゼ=セガン氏。う~ん、日本人には覚え辛い名前ですね。1975年生まれのカナダ人。そしてヴァイオリニストの庄司紗矢香さんは、1983年東京生まれ。お二人とも若いっ。
クラシックのコンサートの感想の度に書いていますが、本当に素人のすっとぼけた内容になります。今回も例外ではありません。色々な方のクラシックのブログを拝見していると、非常に詳細な内容で感心させられます。勉強なさった方々なのでしょうが、私などは楽譜すら読むことのできないド素人ですから、開き直って正直に感じたことを書くようにしています。時には見事に的を外した内容になっていることもあるでしょうが、ご容赦願います。
庄司紗矢香さんの演奏は始めて聴くのですが、野球のイチロー選手の様なストイックさと人を魅了する大胆さを感じました。細い身体のどこに、それだけの体力を蓄えているのか不思議なくらいタフな印象。
そして指揮者のヤニック・ネゼ=セガン氏。ブラームスは面白かったです。最近、同じ曲を、コンサートやCDで様々なオーケストラや指揮者の演奏で聴くと、確かに違って聴こえるし好みかそうでないかが感じられるようになった気がします。そんな訳で今回の演奏は好みです。なんだか聴いていて気分の良くなるブラームスでした。
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by umekononikki | 2013-02-03 18:55 | コンサート