樫本大進 J.S.バッハ無伴奏ヴァイオリン・リサイタル
2010年 04月 22日
ここで、過去のコンサートも振り返ってみたいと思います。
樫本大進 J.S.バッハ無伴奏ヴァイオリン・リサイタル2010年2月20日(土)ザ・シンフォニーホール
当初、《オール・J.S.バッハ・プログラム》で
パルティータ第3番 ホ長調 BWV.1006
ソナタ 第2番 イ短調 BWV.1003
パルティータ 第2番 ニ短調 BWV.1004
の順だった予定が変更になり、
ソナタ 第2番 イ短調 BWV.1003
パルティータ 第3番 ホ長調 BWV.1006
(休憩)
パルティータ 第2番 ニ短調 BWV.1004
アンコールに、無伴奏ソナタ第3番~第3楽章ラルゴ
と、なっていました。
などと、分かったようなことを書いていますが、クラシックは門外漢。時々コンサートへは足を運ぶので、興味がないわけではありません。子供のころからの音楽に対する苦手意識が、音楽と作曲家と曲のタイトルを結び付けることを妨げているようです。(はい、もちろん言い訳です。)でも、先入観や余分な知識がない分、純粋に音楽を楽しんでいます。
そんな私ですが、今回のコンサートは、なんだか調子が悪そうに思いました。自身も何とか克服しようとしている焦りの様なものまで感じられます。それでも、それなりのレベルの音楽を聴かせるあたりは、さすがプロだなと感心させられます。
コンサートは、今回の様に奏者の焦りまで空気を介して伝わってきます。最高の演奏が聴けることに越したことはないですが、そこはライブならではだと思いませんか?だからコンサートって素敵ですよね。もし、クラシックに通じていたら、このコンサートは少々不満足に感じたかもしれません。でも門外漢ゆえに、ただ、そのライブ感を楽しめたのだと思います。
さて、コンサートの事をブログに書こうと思ったのは、勉強になるかと思ったから。そこで、まず「バッハ」のことから調べてみました。そうなのです、私のレベルってこんなものなんです。
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach)は、18世紀に活動したドイツの作曲家。音楽史上における存在の大きさから、「音楽の父」と称され、ベートーヴェン、ブラームスとともに“ドイツ三大B”と呼ばれています。バッハ一族は音楽家の家系で、その他のバッハとの混乱を避けるためにJ.S.バッハや大バッハとすることがあるそうです。
とにかく眼疾患で受けた手術上手くいかず65歳で亡くなるまで、すばらしく輝かしい経歴。子宝にも恵まれまくり(早世した子供の少なくないですが)、音楽家としても活躍した子供も少なくない。その上、「音楽の父」なんて称されるようになるなんて、完璧すぎるのではないでしょうか。
クラシックど素人の私でも知っている曲「G線上のアリア」。バッハの《管弦楽組曲第3番》BWV1068のうちの「アリア」楽章に後世の人が付けた愛称。ニ長調からハ長調に移調させると、この曲がヴァイオリンのG線のみで演奏可能なことに気づき、ヴァイオリン独奏用にそのような編曲を施したことによるらしいです。(←理解はできないが、そういうことらしい。繰り返すがど素人なので。)
そして「BWV」。バッハの作品はシュミーダー番号(BWV、「バッハ作品目録」 Bach Werke Verzeichnis の略)によって整理されており、1950年にヴォルフガング・シュミーダーによって編纂され、バッハの全ての作品が分野別に配列されている。
ということころが、私に理解できる範囲でしょうか。「BWV」。冒頭の曲の末尾に付いているのはこれだったのか。
その演奏曲、「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」について。作曲時期は1720年、バッハが35歳、ケーテン宮廷楽長として、音楽好きの君主レオポルト侯に仕え、多くの世俗曲(協奏曲、室内楽曲)を書いていた頃の楽曲である。全体に重音奏法(複数の音を同時に出すこと。)が多く、演奏容易ではないそうです。この重音奏法が多用されていたのは、ど素人でも分かりました。
オペラ以外のあらゆる曲種を作曲し、マルチな人―いや、まさに「音楽の父」であることに納得。調べてみるとこんな偉大な人物だったのだと感心させられました。(いやはや、ど素人というより「無知」の域ですよね。)
樫本大進 J.S.バッハ無伴奏ヴァイオリン・リサイタル2010年2月20日(土)ザ・シンフォニーホール
当初、《オール・J.S.バッハ・プログラム》で
パルティータ第3番 ホ長調 BWV.1006
ソナタ 第2番 イ短調 BWV.1003
パルティータ 第2番 ニ短調 BWV.1004
の順だった予定が変更になり、
ソナタ 第2番 イ短調 BWV.1003
パルティータ 第3番 ホ長調 BWV.1006
(休憩)
パルティータ 第2番 ニ短調 BWV.1004
アンコールに、無伴奏ソナタ第3番~第3楽章ラルゴ
と、なっていました。
などと、分かったようなことを書いていますが、クラシックは門外漢。時々コンサートへは足を運ぶので、興味がないわけではありません。子供のころからの音楽に対する苦手意識が、音楽と作曲家と曲のタイトルを結び付けることを妨げているようです。(はい、もちろん言い訳です。)でも、先入観や余分な知識がない分、純粋に音楽を楽しんでいます。
そんな私ですが、今回のコンサートは、なんだか調子が悪そうに思いました。自身も何とか克服しようとしている焦りの様なものまで感じられます。それでも、それなりのレベルの音楽を聴かせるあたりは、さすがプロだなと感心させられます。
コンサートは、今回の様に奏者の焦りまで空気を介して伝わってきます。最高の演奏が聴けることに越したことはないですが、そこはライブならではだと思いませんか?だからコンサートって素敵ですよね。もし、クラシックに通じていたら、このコンサートは少々不満足に感じたかもしれません。でも門外漢ゆえに、ただ、そのライブ感を楽しめたのだと思います。
さて、コンサートの事をブログに書こうと思ったのは、勉強になるかと思ったから。そこで、まず「バッハ」のことから調べてみました。そうなのです、私のレベルってこんなものなんです。
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach)は、18世紀に活動したドイツの作曲家。音楽史上における存在の大きさから、「音楽の父」と称され、ベートーヴェン、ブラームスとともに“ドイツ三大B”と呼ばれています。バッハ一族は音楽家の家系で、その他のバッハとの混乱を避けるためにJ.S.バッハや大バッハとすることがあるそうです。
とにかく眼疾患で受けた手術上手くいかず65歳で亡くなるまで、すばらしく輝かしい経歴。子宝にも恵まれまくり(早世した子供の少なくないですが)、音楽家としても活躍した子供も少なくない。その上、「音楽の父」なんて称されるようになるなんて、完璧すぎるのではないでしょうか。
クラシックど素人の私でも知っている曲「G線上のアリア」。バッハの《管弦楽組曲第3番》BWV1068のうちの「アリア」楽章に後世の人が付けた愛称。ニ長調からハ長調に移調させると、この曲がヴァイオリンのG線のみで演奏可能なことに気づき、ヴァイオリン独奏用にそのような編曲を施したことによるらしいです。(←理解はできないが、そういうことらしい。繰り返すがど素人なので。)
そして「BWV」。バッハの作品はシュミーダー番号(BWV、「バッハ作品目録」 Bach Werke Verzeichnis の略)によって整理されており、1950年にヴォルフガング・シュミーダーによって編纂され、バッハの全ての作品が分野別に配列されている。
ということころが、私に理解できる範囲でしょうか。「BWV」。冒頭の曲の末尾に付いているのはこれだったのか。
その演奏曲、「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」について。作曲時期は1720年、バッハが35歳、ケーテン宮廷楽長として、音楽好きの君主レオポルト侯に仕え、多くの世俗曲(協奏曲、室内楽曲)を書いていた頃の楽曲である。全体に重音奏法(複数の音を同時に出すこと。)が多く、演奏容易ではないそうです。この重音奏法が多用されていたのは、ど素人でも分かりました。
オペラ以外のあらゆる曲種を作曲し、マルチな人―いや、まさに「音楽の父」であることに納得。調べてみるとこんな偉大な人物だったのだと感心させられました。(いやはや、ど素人というより「無知」の域ですよね。)
by umekononikki
| 2010-04-22 19:32
| コンサート