僕は、そして僕たちはどう生きるか
2012年 10月 24日
僕は、そして僕たちはどう生きるか
梨木香歩著
やあ。よかったら、ここにおいでよ。気に入ったら、ここが君の席だよ。コペル君14歳、考える。春の朝、近所の公園で、叔父のノボちゃんにばったり会った。そこから思いもよらぬ一日がはじまり…。少年の日の感情と思考を描く青春小説。
悪くは無いのですが、どこか取ってつけてきたような展開についていけず残念。面白かったんだけどなぁ。う~ん・・・。
自分の人生について考えさせられる出来事を、1日に詰め込んでしまったことに無理があったのか、一つ一つのエピソードは面白いのですが、どうもそれらのつながりに段差を感じて物語の世界に入り込めませんでした。14歳のコペル君の考えたことも、どこか浅くて、結局は彼自身の考えと言うより周囲の大人たちの考えに影響されて終わってしまっちゃったような・・・。ぐっと胸をつかまれるような要素も沢山あったのにね。
梨木香歩著
やあ。よかったら、ここにおいでよ。気に入ったら、ここが君の席だよ。コペル君14歳、考える。春の朝、近所の公園で、叔父のノボちゃんにばったり会った。そこから思いもよらぬ一日がはじまり…。少年の日の感情と思考を描く青春小説。
悪くは無いのですが、どこか取ってつけてきたような展開についていけず残念。面白かったんだけどなぁ。う~ん・・・。
自分の人生について考えさせられる出来事を、1日に詰め込んでしまったことに無理があったのか、一つ一つのエピソードは面白いのですが、どうもそれらのつながりに段差を感じて物語の世界に入り込めませんでした。14歳のコペル君の考えたことも、どこか浅くて、結局は彼自身の考えと言うより周囲の大人たちの考えに影響されて終わってしまっちゃったような・・・。ぐっと胸をつかまれるような要素も沢山あったのにね。
by umekononikki
| 2012-10-24 15:44
| 本